2020年 高大接続改革 innovation

大学入試改革の要点

高校と大学の教育内容が大きく変わろうとしています(高大接続改革)。2020年より現在の「大学入試センター試験」は廃止され、「大学入学共通テスト(仮称)」が新たに実施される予定です。さらに、現在の「二次試験」も今よりも大学ごとの特色が大きくなる「個別選抜試験」と位置づけられ、大学入試は多様化していきます。
また、高校の学習においては、2022年から学習指導要領が改訂され「歴史総合」「地理総合」「公共」が必修化し、選択科目「数理探求」が新設されます。「大学入学共通テスト(仮称)」の本格導入となる2024年からは、これらの新科目も入試に大きな影響を与えそうです。

大学入試改革の要点とスケジュール

新制度において問われる能力とは?

新しい大学入試では、「①知識・技能(何を理解しているか、何ができるか)」、「②思考力・判断力・表現力等(理解していること・できることをどう使うか)」という、従来よりもさらに発展・深化した「学力評価」に加え、それらを基にして「③学びに向かう力・人間性等(どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか)」といった、いわば「人物評価」的な要素も盛り込んだ総合的合否判定がなされるものへと大きく変わっていきます。

新制度において問われる能力と評価

英語は「読む・聞く・書く・話す」の4技能を重視 民間の検定試験を段階的に導入

新しい大学入試で、最も大きく変わる科目が「英語」です。
2020年度から始まる「大学入学希望テスト(仮称)」では、「現行のセンター試験と同じマークシート方式(読む・聞くの2技能を判定)」と「民間検定試験(読む・聞く・書く・話すの4技能を判定)」が併用され、各大学はどちらか一方、または両方を活用できるようになります。
2024年度からは「民間検定試験」のみとなり、大学入試における英語では4技能の習得が必須となります。
また、これを待たずして、英検、IELTS、GTEC、TEAPなどの民間検定試験を入試に採用する大学が増えてきています。
先駆的な動向として、2017年には鹿児島大学が国立大学では初めて、外部英語試験で一定スコア基準を満たす者に、全学部でセンター試験の英語を満点とみなす希望者優遇制度を設けました。

論理性・課題解決能力・表現力が問われる時代へ

新しい入試では知識量だけではなく、論理的思考力、表現力も判定するため「記述式問題」が導入されます。「大学入学共通テスト(仮称)」では、国語では80~120字程度の問題を含む3問程度の記述問題が、数学では3問程度の数学Ⅰの記述式問題が出題されることが決定しています。これに伴い、試験時間も現行センター試験より国語が20分程度、数学は10分程度長くなります。
また、文部科学省の中央教育審議会が公表した内容には、各大学が個別選抜試験で総合的な合否判定を行う際の「資格検定試験の結果」等に加え、「自分の考えに基づき論を立てて記述させる評価方法」「活動報告書(ボランティア・部活動等)」「エッセイ」「大学入学希望理由書」等を入試に活用する方針が打ち出されており、いずれにおいても「小論文」を作成する能力が大きく問われます。

tesuto

「英語4技能」の習得を目指します。 「自学自習」の姿勢を身につけ「考える力」を養います 「難関大合格特訓プログラム」があります 「合宿教育」で「人間力」を育てます
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