180115いよいよ受験シーズンとなりましたね。高校3年生、中学3年生、中学受験の小学6年生は今どんな思いで過ごしているでしょうか?本当に体調管理に気をつけて最大限の力を発揮してもらいたいと思っています。私もこの時期を迎えると、今までのいろいろなことを思い出します。今日は、その中から一つ印象的だった話をみなさんにお伝えしようと思います。

今から数年前のことだったと思います。地区のTOP高校の中でも最も難関の理数科を受験しようとしていた一人の生徒がいました。

その生徒は日頃から成績も優秀で、一つ一つの取り組みも実に丁寧な女子でした。今でも彼女が当時作っていたノートは、写真に撮って後輩である生徒たちに時々見せたりしています。彼女はものすごく理系の科目が得意だったわけではなく、むしろ文系の科目が得意だったくらいですが、より高いレベルを目指したいということでの受験でした。

が、やはり要とも言える数学がどうにも苦手で悪戦苦闘の連続です。どれだけ勉強しても周りの生徒に追いつかず、不安がどこまでいっても消えない・・・そういう日々をずっと送っていました。そしていよいよ試験当日のこと。午後3時くらいだったでしょうか?雪の中、試験を終えた彼女は校舎に一人で現れ、黙々と勉強を始めました。

「確実に落ちたから、次に向けてがんばる」と。目を真っ赤にした彼女がそこにいました。
「不安だらけの受験で大変だっただろ?」と聞くと彼女はこう言いました。「不安のない受験なんて価値がないって今は思う。不安だらけだったから悔いが残らないくらいやれた。だからチャレンジしてよかった。次へ向けてやり直します。」と。

今でも彼女の言葉は私の中で、とても印象に残っています。結局彼女は合格していたのですけどね。東進へ行った後も、自分は非力だから、他人より努力しないとついていけないから、とコツコツ通っていましたね。本当に力のある、伸びる人は謙虚ですね。謙虚だからこそ、不安が多いからこそ更に努力して更に伸びる。そう思います。

今、不安だらけの受験生、あなたの不安は間違ってない。努力しているからこその不安です。そして今は不安を一つずつ消せるよう、ひたむきにがんばってみましょう。

180109みんなは、ながれ星を見たことはあるかな?

今年の1月4日ごろ、三大流星群のひとつ、しぶんぎ座流星群のピークだったので、ながれ星を見た子もいるかもしれないね。
ながれ星のことを流星っていうよね。
流星っていうのは、宇宙のチリが大気圏に突入したときに、燃え、光る現象のことなんだ。
特に流星群っていうのは、彗星(ほうき星)や小惑星が残していったチリの中に地球が突入することで、大量のチリが地球の大気圏に降り注ぎ、流星が一度にたくさん観察される現象のことなんだよ。

ぼくが子どものころ、お盆(8月中旬)にピークを迎えるペルセウス座流星群を見に行くのが家族にとっての恒例行事になってたんだ。
地球は、太陽を中心に反時計周りに自転しながら反時計周りに公転しているので、流星群のピークは明け方になる。なので、
夕方早くから家族みんなで仮眠をとって、夜9時ごろ起床。
軽く食事をとってから車で出発。
約3時間かけて山間部のいつもの場所へいき、ブルーシートを広げて家族みんなで寝っ転がり、深夜4時ぐらいまで色々なことを話しながら夜空を眺める。

ながれ星といえば願い事。
ぼくも色々な願いごとをした。

自分たちの家族が寝そべっている広場は、毎年たくさんの人が集まっていた。
家族連れ、若者の集団、恋人どうし…。

その広場だけで、一つのながれ星が光るたびにおそらく何十人もの人々が願いをかけている。
一つのながれ星はおよそ半径100kmの範囲で見ることができる、っていうことを聞いたことがあって、「一つのながれ星が光れば半径100kmにいる人々がその流星を見る。いったい何人の人がこの同じ流れ星を見たんだろうか。いったい何人の人がこのながれ星に願いをかけたのだろうか。」
そんなことを考えるようになった。

「一つの流れ星には何百人、何千人もの人々が願いをかけている。一つの流れ星は、一つの願いしか叶えてくれない。一番思いの強かったひとに、幸運が訪れて、願いが叶うんだ。」などと子どもじみた空想を抱くようになった。

それからは「今一番、幸運を必要としている人の願いが叶えられますように」と祈るようになったんだ。

大人になってから驚いたこと。
暗いものも含めると、なんと1日に2兆個もの流星が降り注いでいるんだって。
2兆÷70億=約286個
世界中の人々が1日に250回以上願いをかけてもあり余るほど流星が毎日降り注いでいるんだって。

今思うと、他人の幸せを祈るなんて、なんて傲慢なことだったのかと思うんだ。
まずは自分自身が一生懸命がんばって、思いっきり幸せにならないとね。

今も頭上ではながれ星が降り注いでいる。
もしかすると、君たちからの願いを待っているかもしれないよ。