最近はよくテレビの深夜番組でダイエット製品のテレビショッピングをしているよね。
君たちは育ちざかりだからダイエットなんてしなくてもいいんだけど・・・。
欧米では、肥満=自己管理ができない人っていう考え方もされるのよ。
最近では病院でもメタボ検診があったりしてね・・・「メタボ」って響きも嫌だよね。

「ダイエット」ってね、大切なのは「意思」と「継続力」なんです。

まず「意志」。ちょっと「身体が重いかな、スカートがきつくなっちゃった!」というくらいではダイエットはできない。すぐにお菓子の誘惑に負けてしまうか らね。 「う〜ん、今日だけはOK! 明日からダイエットしよう!」てな具合に。でも、お医者さまから「このままでは健康上危険です。ダイエットしないと 死にますよ。」とから言われたら、誰でも本気でダイエットするよね。
どれだけ切実な動機があるかってことですよ。

また、ダイエットのためにどんな高い器具を買っても、ダイエット食品を買っても、続けないと結果は出ないよね。3日間か絶食をしたら、体重を落とせるかも しれないけれど、それは健康的にもよくないし、リバウンドが待っているだけ。健康的にダイエットしようと思ったら、時間がかかる。1週間や2週間くらいの 食事制限や運動の努力では効果は出ない。ダイエットをはじめても1ヶ月や2ヶ月は結果は出ないものです。その結果がでない時期にも努力を継続することがで きるかどうかが「成功の鍵」なんだよね。3ヶ月くらい地道に努力しているとやっと少しずつ体重が落ち始める。3ヶ月って結構長いよね。この3ヶ月間がガマ ンできない人があまりにも多いのよ。深夜番組で連日連夜ダイエット特集しているということはそれだけダイエットしたいけれど、できない人が多いってことに 表れですよ。

毎日体重計に乗るけど、1グラムも動かない日が続くわけ・・・。たまには減らないどころか増えたりしてね。辛いよね。夜食や間食やお菓子をガマンしている のに効果がでない。自暴自棄になりたくもなる。今の努力が無駄なんじゃあないかとも思う。
それでもがんばっていると、3ヶ月くらい過ぎたある日、体重が落ち始める。ここまでがんばれたらしめたもの。体重計にのるたびに体重が減っているから、う れしい。成果が数字で表れるから頑張れるよね。このころになると、「痩せた?」なんて他人からも言われるようになる。ダイエットの好循環が始まるってわ け。

成績も同じだよね。頑張り始めて2〜3ヶ月は結果がでない。今までの努力は無駄だったのかとあきらめてしまう人も多い。夏にがんばった結果はまだ出ない よ。そうね、この頑張りを継続して、第2回のオープンに結果が出せらいいなって先生たちは思ってます。いくら夏にがんばってもここでプッツリ努力すること をやめたら、結果は出ないよ。

ところで話しは180度変わるけれど、体脂肪って知ってる?
身体の中に蓄えている脂肪のこと。
体脂肪率が高いってことは健康上ではもちろんいいことではないんだけれどね。
でも、もし天災がおこって食料の供給源を絶たれたら、体脂肪率の低い人と高い人とを比べたら科学的には体脂肪が高い人の方が生き延びる可能性が高いってこと。
ダイエットには逆行するけれど、この体脂肪を増やすにはどうしたらいいと思う?
お腹がいっぱいのときに、あと少し、あと少しってがんばって食べたら体脂肪っているのは増えるのよ。
(ダイエットの場合は逆。空腹感を感じないときに は絶対に食べない。お腹がすいてから食べる、これがダイエットの極意!)

じゃあ、勉強における体脂肪を増やすにはどうしたらいいと思う?
もうダメだ!と思ったときにもうひと頑張りするんです。それが血となり肉となるんですよ。だからこの夏、自己新記録を求めて勉強したことが必ず勉強の体脂 肪として貯まってきています。このもう少し!もう少し!の努力を少なくてもあと2ヶ月続けてみて! あと2ヶ月続けることができたら、それはもう習慣にな るからね、そうなれば必ず成績は上がります。

大切なのは、しっかりとした意思(動機)を持つこと。
結果は必ずついてくるから、結果が出なくても当たり前と思って最低3ヶ月は、あともう少し!あともう少しを続けていくことですね。