150615担当する生徒と話をしていると、よく耳にする言葉があります。
「○○するなんて【無理】」
「【どうせ】自分には○○なんて出来ない」
「○○さんは【特別】だから、私とは違う
「○○は【嫌い】だから

こんな言葉が出てくる人はいませんか?
本当に無理ですか?本当に○○さんだけが特別なのですか?

先生が今でも後悔していることがあります。
学生時代に漫画の影響を受けて、将来「医者」か「考古学者になりたいと思うようになりました。そのことを当時の担任の先生に伝えたところ、「お前、その成績で本気で言っているのか?そんなの無理に決まっているだろう!」と言われてしまいました。そのための準備は何もしていませんでしたし、本当に思い付きだったため、まったく到達できるレベルではなかったのは事実です。

ですが、正直落ち込みました。「【どうせ】自分には【無理】なんだ」と思いました。
結果はというと…、分かりますよね。結局はあきらめたのです。
行動する・しないどころか、想いを表現することを恐れ、言葉にすることすらできませんでした。
それから年月が経ち、新たに持った目標である先生になることができました。

振り返って、もし学生時代に、先生が医者や考古学者になるために、小さなことでも、何か準備や行動を始めていれば、その後の人生は変わったかもしれません。
人が何かを成し遂げるには、まとまった時間をそれに掛けるのが一番いい方法だと思いがちですが、実は毎日少しずつ努力することこそが、成功への第一歩です。誰にでもできる小さなことを長い間コツコツ続けられる人が、いずれ大きな目標を達成できるのでしょう。これを実行できるかどうかが大きな分かれ目だと、今になってようやく感じることができました。

まだまだ皆さんには、積み重ねることのできる時間がたくさんあります。
「嫌だとか「苦手だ、「やりたくない」と思っていることにこそ、挑戦して欲しい。
人が後悔することの75%は「やったこと」ではなく、「やらなかったことに対するものだそうです。

失敗を恐れず、とにかく挑戦して欲しい。たとえ一度や二度、失敗したとしても、少しずつ成功に近づくのですから。