160201みなさんは浦沢直樹さんを知っていますか?
ダレ?って思う人が多いと思います。もしかすると「知ってる!」という人もいると思います。

実は、浦沢さんは「20世紀少年」や「YAWARA」など多くのヒット作を描いてきた漫画家なんです。
30年の間、マンガの連載を続けてきていますが一度も休載したことがないそうです。(みんなのよく知っている「ONE PIECE」でも、新世界編に突入する前には1ヶ月の休載がありました。)
休載せずにマンガを描き続けることが、どれだけ大変なことか実感としてはわからないですよね。きっと、テスト勉強が延々と続いているような感じかなと思います。

そんな、忙しい中でも浦沢さんは、大学で講義をしたりテレビ番組の企画なども行っています。
その大学講義の中で、「白い紙を眺めて、何も思いつかないから描かないと、その紙は白いままで、自分が何をどんな風に描きたいのかということもわからないままです。とにかくペンを持ち描くことで、その描いたものが○なのか×なのかがわかり自分の描きたいものに近づける」のだと言われています。

その話を聞いた時に、勉強も同じじゃないかなと思いました。
予習をしていて難しい問題にぶつかった時、これは習ったことがないからとすぐに答えを見たり、あるいは問題をただ眺めて時間を過ごすのではなく、とにかく書いたり調べたりしてみることで、答えに近づいていくことができます。

みんなの勉強はまだ始まったばかりです。
自分がどんな勉強がしたいのか、どんなことをしたいのかを考えていくためにも目の前に広がる白紙になんでも書き込んで自分の進む道を描いていってほしいと思います。