160530「オタク」という言葉に、みんなはどんなイメージがありますか?

多くの人は、きっとあまりいいイメージではなく、ちょっとマイナスの意味で使うことが多いと思います。でもオタクと呼ばれる人は、そんな風にマイナスイメージを持つような人たちばかりではありません。実はその人たちは、ある分野にすごく詳しく、話を聞いてみると「なるほど」と思うようなことをたくさん教えてくれたりします。

たとえばマンガが大好きなオタクの人がいたとします。その人は、明治維新を舞台にしたマンガを読んでいると、討幕派・尊王攘夷派やそれにかかわった人達のことが気になってきます。そしてより深くその作品を知るために、関連する本をどんどん読み始めます。知識を深めることで、さらにその作品を楽しもうとするのです。自分が大好きなテーマを中心に、より深く知りたいと思い行動するのが、オタクと呼ばれる人たちだと思います。

みなさんのも、「知りたい」と思う気持ちが強い時の方が、勉強を楽しく感じることはありませんか? 数学の難しい問題にぶつかった時、わからないから飛ばしてしまった問題より、どうやったら解けるのだろうと参考書などを使って解いた問題の方が頭に残っていることってありますよね。

この夏は、好奇心の扉を開いて勉強のオタクを目指してみよう。