一流のプロ野球選手になりたい。有名なミュージシャンになりたい。世間に名を知られる一流の研究者になりたい。一流の大学に進学したい。人にはいろいろな夢があります。その夢を高い確率で実現できる方法が『10,000時間の法則』です。

「どの分野でも、一流になるためには10,000時間の練習(努力)が必要である」

逆に言えば、「10,000時間やり続ければ、どの分野でも一流になれる」ということですね。

ちょっと前に話題になった本に書かれていたので、この法則は知っている人も多いと思いますが
「10,000時間」というのが、なんとも納得できる長さだと思いませんか?

なんでも、プロスポーツ選手や芸術家やミュージシャンなど、さまざまな分野の事例を踏まえて見えてきた法則らしいです。中でも、ビートルズが売れるようになるまでの弱小バンド時代、モーツァルトが独自性の高いコンチェルトを作曲するまでの推定時間、マイクロソフト社の会長であるビル・ゲイツが成功するまでに費やした時間などが有名ですね。

「10,000時間って言われても、想像できないなぁ~」という人のために、どのぐらいの期間が必要なのか計算してみましょう。

毎日3時間やって、およそ9年かかります。(集中することが条件です。)
毎日2時間やって、およそ14年。

どうですか。毎日継続するのが難しい気もしますが、やれない時間ではないですよね。
しかも、10,000 時間経たないと変化がない訳ではありません。継続することで、その能力は常に上昇し、1,000時間もすれば、成果は目に見えてくるそうです。
成果が見えてくれば、あとは続けるのも楽になります。つまり、辛いのは初めの1年間だけですね。
なんとなく、やれる気がしてきたでしょう。

さぁ、あなたはどんな夢をかなえますか?
決してくじけない決意あれば、10年後にその夢はかないます。