161011君は何色の夢を見ますか?
ここでいう夢は、寝ているときに見る夢のことです。
鮮やかな色の付いたカラーの夢を見る人、白黒の夢を見る人、それぞれでしょう。

アメリカで1300人を対象に行った夢の色についての調査結果では、カラーの夢を見ている人の割合は30歳以下の人は80%、60代の人は20%だったそうです。

さらにその研究の中では、カラーテレビしか知らない若い人ほど、カラーの夢を見ていると答えているそうです。
かつて白黒のテレビを見ていた人ほど「映像=白黒」のイメージがあり、潜在意識の中で夢の色を白黒と判断しており、カラーテレビの出現によって、若い人ほど「映像=カラー」になっている可能性があるそうです。

普段見ている景色ではなく、普段見ているものの「イメージ」が夢となって現れます。
カラーテレビが普及したことでカラーの夢を見るようになったとしたら、これからテレビが進化していったらどんな夢を見るようになるのでしょう。
においを感じることができるテレビができたら?
夢の中でもにおいをイメージとしてとらえるようになる?
今話題のVR(仮想現実)が各家庭に普及したら?
より現実に近いイメージの夢を見るようになる?
さらに未来で暑さや寒さ、風までも感じるような体験が身近にできるようになったら?
夢の中でも暑さや寒さのイメージがより強まって、暑さ、寒さを感じるようになる?
イメージが強くなることで、夢の世界がよりリアルになっていくでしょう。

君は何色の夢を見ますか?
ここでいう夢は君が思い描く将来の夢です。
この夢の色は君自身が選択し、塗り上げていきます。
強く、具体的にイメージすることで、それはやがて現実となっていくでしょう。