190422みなさん日本の国民的アニメと言えば何を思い浮かべますか?アンパンマン、サザエさん、ドラえもん、ちびまる子ちゃん、が有名ですね。

今回はドラえもんの『ナゾ』について考えたいと思います。ドラえもんはネコ型ロボットで四次元ポケットから色々なひみつ道具を出してくれますね。そしてその道具はどれも、身近にあってほしいものばかり!でも今のところどんな風に作られているのかは『ナゾ』ですよね。そして将来みんなが大きくなってから出来ているかも『ナゾ』ですよね。

そして先生にとってもう1つ『ナゾ』があります。それはのび太くんが将来しずかちゃんというステキな女性と結婚するということ。のび太くんと言えば、勉強もスポーツはダメで、怠け者。都合が悪くなるとドラえもんに頼る。そんなのび太くんがしずかちゃんと結婚できるんですよね。

先生はこの『ナゾ』について、のび太がくんの映画での冒険の活躍が関係しているのではないかな?と考えました。普段は頼りないですが、映画の冒険では、初めて会う友だちとすぐに仲良くなったり、時にはジャイアン以上の根性を見せて大活躍したり、カッコいいところを見せてくれますよね。いつも甘えているドラえもんとはぐれてしまっても、自分の力で仲間を助けようと勇敢なところもあります。いつもと違う環境で甘えず戦っていく経験がのび太くんの心を強く、温かくし、その人柄がしずかちゃんのハートもつかんだのではないかと思いました。

みなさんは、のび太くんのようにテストが毎回0点ということはありませんね。いつも勉強をがんばっていますね。そんながんばっているみんなが、さらに心を強く、温かいものにすれば、まさに鬼に金棒!みんながのび太くんのような大冒険をすることはなかなか難しいかもしれませんが、冒険はできます。夏に各地で色々な合宿がありますね。いつもと違う環境で甘えず戦う経験を積み上げて、心も鍛えてみませんか?たくさんの勇者が現れることを期待しています!!

190415みなさんも知っているこの言葉。これは社会の歴史でも勉強する、室町時代の能楽の大成者である、世阿弥の言葉だとされています。
 
「しかれば、当流に、万能一徳の一句あり。
初心不可忘(しょしんわするべからず)
この句、三箇条の口伝あり。
 是非初心不可忘(ぜひのしょしんわするべからず)。
 時々初心不可忘(じじのしょしんわするべからず)。
 老後初心不可忘(ろうごのしょしんわするべからず)。」 『花鏡』奥段

「初心忘るべからず」は、ふつう「何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならない」という意味で使いますが、世阿弥が花鏡の中で説明している意味は、ずいぶん違っています。
世阿弥がいっている「初心」は「初心者」の初心のこと。つまり、まだ未熟な状態のことです。「なにかを始めたときの下手だった記憶や、そのときに味わったくやしい気持ちや恥ずかしさ、そこから今にいたるまでのたくさんの努力を忘れてはダメですよ」という意味です。さらに世阿弥は、過去の未熟な状態だけを思うのではなく、今の自分も「未熟」な状態であると自覚しなさいともいっています。
みなさんの教室には、この春からはじめてやってきた子も、何年も前からいるベテランの子もいるでしょうが、それぞれ持っている「初心」を忘れずに努力をつづけていきましょう。
もちろん先生たちも「初心忘るべからず」でみなさんを指導していきますからね。

1904082019年4月1日、645年の「大化」から数えて248番目となる元号が「令和」と発表されたことは、みんなが知っていることでしょう。多くの人たちがどんな元号になるのかを予想し、新たな時代の幕開けに沸いた1日だったと感じています。

5月1日からスタートする「令和」という元号の出典は日本の古典(国書)である「万葉集」からとのこと。万葉集といえば、日本に現存する最古の和歌集といわれ、天皇、貴族から下級官人、防人、大道芸人などさまざまな身分の人々が詠んだ歌4500首以上も集めたもの。759年(天平宝字3年)までの約130年間の歌が全20巻に分類収録されており、体裁が整った成立は759年以後の、780年頃にかけてとみられているそうです。その万葉集の「梅花の歌」の一節「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から引用されたそうです。初めて元号に使われた漢字である「令」の元となった、この令月には、おめでたい月という意味があるそうです。
新たな元号となる「令和」、そこから万葉集や漢字の意味など、多くの知識につながっていきますね。興味を持って調べていくと、たくさんの新たな発見と出会えて、とても楽しいですね。

さて、残り1ヶ月となった「平成」の時代。4月になり新たな学年がスタートしたばかりですが、今一度「平成」でやり残したことはないか、振り返ってみる良い機会にしていきましょう。そして、5月1日から始まる「令和」の時代を、どう過ごしていきたいか、夢・目標を掲げ、より充実した年にしていきましょう。

1904014月1日(月)11時30分が新元号の発表のとき。
事前にネット上では予想が花盛り。事前予想では「平和」が一番多いとか。
人々の願いはやはり平和な世の中になってほしいとのことですね。
でも、明治(M)・大正(T)・昭和(S)・平成(H)と来ているので、平和(H)の頭文字がかぶるのでこれはなさそう。(この朝礼のお話は3/31に書いているので、皆さんが見る頃はもう決定していますね。)

さあ、この4月は○○元年!新しい時代の幕開けです。新学年を迎えて、さらに気持ちが高ぶりますね。皆さん!前学年は勉強のことを含めて、あれが出来なかった、これもダメだったと出来なかったことを上げれば一杯出てくる人が多いのでは・・・ その原因は・・・

①目標を設定しなかったので、ダラダラと過ごした
②やる気が出なかった

つまり気持ちの問題がすべて。勉強方法は能開で「予習型・くり返し学習」を通じてしっかり学んでいるはず。
参考書もある、辞書もある、それでも分からなければネット検索で調べられる。要はやろうとする気持ちがあるかどうかの問題。部活をやっている人も、成果を出すためには目標を持って日々取り組む努力をするかどうかが大切。

この新しい年を迎え、新学年になる今こそ過去の悪い自分を一旦完全にリセットして走り始めませんか。
それが出来る最大のチャンスがこの時期では。

君たちにこの言葉を送ります。

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

松井秀喜(元ヤンキース)の座右の銘