171225皆さんのまわりには色々な人がいます。親、兄弟、学校の同級生、先生。普段の生活を思い浮かべるだけで、本当に多くの人とかかわっているのがわかりますね。その中には「苦手」な人もいるのではないでしょうか。今日は皆さん人間関係をより良くするために、ちょっとした考え方を紹介したいと思います。

先生はこの考え方を聞いて衝撃を受けました。
ある小さな男の子が「おおきくなったらウルトラマンになりたい!」と言いました。普通に考えれば叶うはずもありませんから「はい、はい、そうだねー。」と受け流してしまいそうです。しかし、ちょっと考え方を変えれば、この願いは「ウルトラマンのように、自分より弱いものを守ってやれる人になりたい。」とも捉えられます。この子なりの正義感の表現なのです。
すばらしい考え方だと思いませんか。

まわりの人の短所が目に付くことあれば、ちょっと捉え方を変えてみましょう。
例えば、同級生であれば
・人の意見を聞かない→意思が強い。自分を信じることができる強い人である。
・無神経、がさつ→おおらかである。まわりの目を気にしない強さがある。
・飽きっぽい→色々なことに興味が持てる。気持ちの切り替えが早い。
・不器用→どんなことにも全力で取り組むことができる。

どうでしょう。自分が「短所」と捉えていたことは、単なる「特徴」なのかもしれません。その特徴をマイナスの考え方で表現すれば短所になります。でもプラスの考え方で表現すれば長所にもなるのです。だったら長所として捉えた方が素敵ですよね。

保護者の方が、「勉強しなさい。片づけをしなさい。スマホをやめなさい。あれをしなさい。これをしなさい。」というのはなぜでしょうか。これは、あなたが立派な大人になって、幸せな人生を送って欲しいと願う気持ちの表れなのかもしれませんね。

まわりの人を変えることはできませんが、自分は変えられます。
さあ、今日からは昨日よりも前向きにいきましょう!

171218もうすぐChristmasですね。 今日は、特別みんなに私の思い出のプロポーズ”の話をしましょう。
ある年のクリスマスイブ、私は大きなツリーの下でとってもかわいい彼女にプロポーズすることを決意しました。入念に準備し、ついにその日が。町はきらびやかなイルミネーションに彩られ、道行く人々はみんな楽しそう。私たち二人は色とりどりのツリーの下に座り、たわいもない話を始めました。
チャペルの鐘の音を合図に1人の男性が私たちの目の前で踊りだし、次々に輪が広がり、ついに周りの人たち全員が二人を囲んでダンス、ダンス。いわゆるフラッシュモブですね。最後に私も踊りに加わり決めのポーズ。すかさず“指輪”を取り出し大きな声で彼女の名前を呼んだ。

すごいやろ、でもこれ、実は「夢の中でのシーン」やったんや。そして不思議なことに周りで一緒に踊ってくれた人たちは、小学校や中学校時代の友達ばかりなんよ。何人か誰やこれって人もおったけど。また面白いのが昔話をしながら踊るのよ。こんなことあった、あんなこともって。例えば、こんな会話。

『昭和』ってテレビでかかったな、ブラウン管がでかいのよ。チャンネルもリモコンがないからガチガチ回してたな。チャンネル争いしてたらボトッて回すとこ取れて大慌てしたな。
おやじが強かったね、躾が厳しかったわ、食事中に何かこぼしたらオイ!って怒られた。ある日おやじが醤油こぼしてシーン、みんな見て見ぬふりってか。
ラブレターも『昭和』は、よく書いたな。友達なんか“恋人”と書きたかったのを間違えて“変人”と書いてふられたなんてな。
友達と言えば、象が踏んでもこわれない筆箱があったよな、友達がそれ持ってて、“おい、これ踏んでみぃっ”て言うから踏んだら、メリッと音がした。“え、俺、象に勝った?!”
あ、小学生の時、学校で予防注射があったな、並んでる時必ず終わっって帰るヤツに“痛かった、痛ないやろ、なぁ、痛くないって言うて!”なんて声かけてたな。
今は誰もかれも携帯の時代やな、『昭和』は黒電話。女の子の家にかける時お父さんが出ないように祈りながら電話を、もしお父さんならガチッで切ったな。
俺んちトイレが外にある時期もあってな、夜暗いからトイレ行くの怖いよ、わざと“おるやろ、そこに、いるのわかっとんねんぞ!”なんてボソボソ言いながら棒もって早足で行ってたわ。
『昭和』はもっと近所付き合いもあったよな、お隣からおかずのおすそ分けなんてあったな。
頑固オジイチャンも必ず近所に、ステテコ・ラクダの腹巻姿で、悪いことしたらゲンコツくらったよ。
台風で電気が落ちてなかなか復活しなくて、みんなででローソクの灯を囲んだな。

『昭和』ってなんか面白かったな、不便さの中に温かさが、ゆっくりと時が流れてたね。
I love『昭和』! レコード針落とす時の緊張感大好き、ビデオテープのベータとVHS戦争懐かしいな。

みんなにとって『平成』はどんな時代ですか? 次の元号は何かな?? 今は、時の流れが速いね。
時代にただ流されるんではなく、変えてはいけない大切なものときちんと温めながら、変えるべきものは勇気をもって変える。みんな一人一人が未来の日本を支える大切な大切な一員なんですよ。
今日も君たちの意味ある人生の1ページです。元気にいくぞ!

余談ですが、ゆすられて目が覚めると、「あんた、わたしと違う女の人の名前を大きな声で呼んでたな、誰よ?!」 目の前には鬼の形相で立ってる…が。
その日の朝ごはんは、なかったのは言うまでもありません。いつの時代も寝言には注意を!

171211能力開発センター、ホロンの各教室では、間もなく冬期講習会が開催されます。
受験生にとっては最後の正念場です。力をしっかりと蓄え、新年を迎えたいところです。また、受験学年でなくとも、2学期は年間の中で最も学習内容の難易度が上がる時期と言われています。既習内容の復習をしっかりと行いつつ、また3学期に向けての準備も抜かりなく行っておきたいですね。
ところで、『講習会』といえば皆さんは何を思い浮かべますか?
「日々の大量の宿題」「ライバルとの切磋琢磨」「ノートコンテスト」「漢字・英単語満点テスト」など…
講習会ならでは、といえる事柄は多々あります。が、皆さんには是非“学習量の自己新記録”の更新を実現して欲しいと思います。
そこで必要になってくるのが、いわゆる“やる気”です。しかし、これはとても難しい問題です。“やる気”をいとも簡単に、また自由にすることはなかなかできませんね。でも、講習会に挑むにあたっては是非とも高めておきたいものです。だからこそ、次のことを伝えておきます。

“やる気は加速する”

何も気負いすぎる必要はありません。ただ、『最初が肝心』ということを忘れないでください。分かりやすくたとえるならば、満点テストが良いですね。
初日の満点テストで満点を取る。これは“心がけ”が大切です。でも、無理ということはないはずです。最初の満点テストをいつもよりも少しだけ頑張って、満点を取りましょう。
二日目、満点テストに対する気持ちはどうでしょう?おそらく、初日よりも、『満点を取りたい!』という気持ちは強くなっているでしょう。さらに三日目、四日目と続けていくうちに、満点テストに対する意識はどんどん高まっていくはずです。しかも、それは二次関数のように上昇するでしょう。まさに、ぐんぐんスピードを上げるロケットのように。
ふと、もう一人の自分を想像してみます。初日に満点が取れなかった自分。その自分とでは、やる気の次元が違っていることに気づくはずです。
このように、“やる気は加速する”のです。でもそのためのスタートはそんなに難しいことではありません。“最初が肝心”なのです。最初のスタートを少しだけ頑張れば、それだけで良いのです。そう思えば、この冬期講習会、なんだか頑張れそうな気がしてきませんか?

171204「勇気をだせ。
たとえ肉体に、いかなる欠点があろうとも、
我が魂はこれに打ち勝たねばならない。
25歳、そうだ、もう25歳になるのだ。
今年こそ、本物になる覚悟をせねばならない。」
by Ludwig van Beethoven

これは皆さんも良く知っている、音楽家ベートーヴェンが25歳のときに自分の手記に残した言葉です。
彼は25歳頃から聾疾(ろうしつ 耳の病気)がひどくなり、聴力を失っていきました。
聴力というのは音楽家にとって命のようなもの。
それを失っていく、恐怖や絶望感、そして苦悩はすさまじかったはず。

でも、彼は決して音楽を諦めなかった。
そして、私たちが知っている「運命」や「歓喜の歌」という曲を作りました。
これらは、彼が聴力を失ってから作った曲です。
耳が聞こえなくなっていく圧倒的な現実を前に、25歳のベートーヴェンは、きっと自らを鼓舞すべく、手帳にこんな言葉を記したのでしょう。聾疾という試練にひるむことなく、全情熱、全生命を音楽に捧げつくしたところに、ベートーヴェンという人の偉大さがある。

本物になる覚悟をせねばならない。
受験生たちよ!あなたは本物になる覚悟ができているでしょうか?
大事なのは、肉体や能力ではなく、“覚悟”です。 
「さあ 勇気を出せ!我が魂に打ち勝つぞ!!」