190617ついこの間「コンフィデンスマンJP」という映画を観に映画館に行って来ました。もともとはドラマが原作で、詐欺師たちが悪党をだますというようなストーリーで話題になっていますね。
先生が好きな小説でも、意図的に読者をだますようなテクニックが使われていることがあり、そのテクニックを叙述トリックと言います。
よく本屋さんで“最後の一行にあなたはだまされる”“2周目であなたは全てを理解する”というような帯を見たことがある人はいませんか。そういった本にはたいてい叙述トリックが使われています。
叙述トリックと言われても、ピンと来ない人が多いと思うので、例を一つ。
例えば、佐藤さんが第1章では小学生、第2章では中学生、第3章では高校生、第4章では大学生と成長していく、ごく普通の話があったとします。ただし、名前は呼ばれず、名字で呼ばれます。(ここがポイント)
しかし、突然第5章で佐藤さんは2人いたという事が判明します。
どういう事か、2人の佐藤さんをそれぞれ佐藤さんA、佐藤さんBとすると、実は第1章、第3章は佐藤さんAについてのストーリー。第2章、第4章は佐藤さんBのストーリーと、実は別々の佐藤さんのストーリーが交互に進行していたのでした。
これは名字が同じなら、同じ人物だという無意識の思い込みを利用しています。叙述トリックはそんな思い込みを利用するなどして、意図的に誤った解釈(ミスリード)をさせ、最後に種明かしをして読者に驚きを与えるテクニックです。
代表的な作品としては道尾秀介「向日葵の咲かない夏」やアガサ・クリスティ「アクロイド殺し」などがありますが、本を読みなれていない人には、学生が登場人物の話が多く読みやすい綾崎隼の作品をオススメします。
ストーリーがおもしろい本を読むのもいいですが、たまにはあっと驚きだまされるような本を読んでみませんか。
目に見えるもの(文章)が真実とは限りません。だまされるかどうかはあなた次第です。

190610今回は弘法大師(空海)を紹介しましょう。弘法大師(空海)といえば受験生なら「平安時代」「真言宗」「高野山」「金剛峯寺」と1発で答えたいところですが、今回は「書家」としての弘法大師を紹介します。

弘法大師は日本の書の名人とされる『三筆』の一人です。(三筆=弘法大師・嵯峨天皇・橘逸勢)弘法大師は、遣唐使として唐へ渡り仏教や書道を学んできました。そこで篆書や隷書、楷書、行書、草書(書道の書き方の種類)などたくさんの書の技法を習得しました。先生も書道を小さいころからずっとしているのですが、一般的に人間が習得できる技法は多くても3つほどです。ここからも弘法大師がいかにすごい人物であったかがわかると思います。

さて、みなさんは「弘法筆を選ばず」ということわざを知っていますか。辞書的な意味では「本当の名人は道具の良し悪しにとやかく言わず見事に使いこなすということ」とあります。実際のところ弘法大師は筆や墨、紙などを熱心に研究したといわれています。道具を研究し、そのうえで鍛錬に鍛錬を重ねていくうちに「弘法筆を選ばず」という名人の域に達していったのではないかと考えます。

最初からすべて完璧という人間は存在しません。少し得意、少し苦手程度からスタートしていきます。そんな得意や苦手をしっかり受け止めて、「じゃあどうする」と自分に向き合うことこそ成長の原点です。

みなさん、「勉強の名人」を目指してみませんか。じゃあどうやって始めたらいいのと質問もあるでしょう。忘れてはなりません。みなさんは能開生です。勉強の名人の「能開の先生」がそばにいます。どんなことでもいい。「勉強の名人」になるための方法や仕方を質問してみませんか。

190603もうすぐ暑い夏を迎えますよね。夏といえば「スイカ割り」「花火」「海水浴」など楽しいイベントがたくさんあります。でも先生は実は泳げません。だから、楽しみなイベントの中に「プール」や「海水浴」は入らないのです。でも、スキーは得意です。スキーは大好きです。だからもうすぐ夏ですが、スキーの話からしますね。

スキーが上達するコツは二つあります。一つは「姿勢」です。下手な人は後ろに体重がかかる、いわゆる「後傾姿勢」になります。怖いのでついついそうなってしまいますが、実は体重は前にかけた方が、曲がりやすいし止まりやすいのです。これからスキーを始める人、やったことがあるけどなかなか上手く滑れなかった人は、是非体重を前にかけてみてください。

もう一つのコツは「視線」です。下手な人は足元ばかり見て滑ります。ずっと平らな斜面なら、それでもなんとかなるかもしれませんが、途中のコブや障害物は突然目の前に現れることになり、対応できなくなり、すってんころりんところんでしまうわけです。

上手な人は常に視線は先を見ています。もうすぐコブがあるぞとなると、どうそれに対応するかあらかじめ考えます。むしろそれを楽しみます。連続するコブなどは「あのコブはこう対応し、次のコブのここを通って、次はあそこを通ろう」など。

勉強も同じですよね。定期テストやEXオープン模試や、もちろん入試はある日突然受けろと言われて受けるものではありません。予め日程が決まっていて知っているはずです。だったら次のテストに向けての対策はたてられるはずですよね。テストやいろんなことが目の前に迫ってから対応するのではなく、あらかじめ分かっているものならば対応を先に考えておきましょう。もしかしたらテストが楽しくなるかもしれませんね。

190527故事ことわざで「転ばぬ先の杖」という言葉を聞いたことはありますか?
転んでから(ケガをしてから)杖を用意しても何の意味もないですよ=失敗しないように万が一に備えて十分な準備をしておきましょう。という意味のことわざです。

先生はこのことわざをとあるゲームで知りました。(思い知らされました・・。)

先生が子供のころ、「トルネコの大冒険」というテレビゲームが流行った時期があり、先生も親に怒られるまでやっていた気がします。たくさんのアイテムをトルネコという主人公が持ち歩いて、モンスターを倒すときや、ワナがあったときにアイテムを活用して乗り越え、洞窟の奥に宝を探しに行くというシンプルなゲームです。

ただ、持ち歩くアイテム数に限界があり、大切なアイテムも持てないとあきらめることになります。強い武器などはあきらめきれませんよね。そんなアイテムの一つに「転ばぬ先の杖」がありました。強くもない杖なので武器などに比べると全く要りません。
しかし、トルネコは転ぶのです。洞窟内の石につまづいて。(笑)しかも、転ぶと持っているアイテムを地面にばらまくのです。「転ばぬ先の杖」を持っていると転ばないのです。
転んでばらまいた場合、だいたいは大変なことになります。

「強い武器を持ち、転ばないように祈るか。」「転ばぬ先の杖を大切に持つのか。」
子供のころの先生は悩みに悩みました。そして、先生は強い武器を選びました。
トルネコはやっぱり転んで大切な武器はモンスターにあたって壊れて消えました・・・。
「転ばぬ先の杖」は一生忘れられない言葉になりました。

大人になってから似たような言葉がたくさんあることを知りました。
「備えあれば憂いなし」
「段取り八分仕事二分」※ことわざではありません。

皆さんは先を見越していろんな備えはしていますか?
転んでから悔やんでもしょうがありません。先生はあの日の悔しさを良い経験として、
「すぐに必要になりそうなもの」・「大切なもの」・「大切なものを守るために必要なもの」とジャンルを分けて管理するようになりました。
学校のテスト・オープン模試・入試は「大切なもの」です。
「大切なものを守るために必要なもの」は何でしょうか。
後で後悔しないようにしてください。

190520最大で10連休だった今年のGW。旅行に行った人も結構いるんじゃないか、と思います。先生は旅が大好きなので、ちょっとだけお得になる情報を教えたいと思います。

先生は岐阜県に住んでいるのですが、新幹線を利用する場合は、名古屋から乗ります。名古屋から東京・品川の新幹線ですが、普通車指定席の場合、正規料金は片道11090円です。これが岐阜駅周辺の金券店では10300円程で売られています。790円お徳です。東京へ行ったら、新宿駅の西口ガード下辺りの金券店には同じ切符が9500円程で販売されているときがあります。これだと1590円のお徳。往復だと3000円オーバー!
GWは繁忙期と言って特別な期間で、このような切符は使えません。また、指定席が満席ということもよくあります。そこで自由席を使わないといけないことがありますので、自由席で座りたいなら、どの車両がベストか教えましょう。2両目(ひかりの場合は4両目も可)がベストです。奇数車両にはトイレがあるため、座席数が減ります。更に先頭と最後尾には運転席もあるため更に少なくなります。(1号車は縦13席、2号車は縦20席、3号車は縦17席)基本的には窓側が人気あり、B席(3列の真ん中)が不人気ですが、B席だけ他の席より2cm広いので、頭の片隅にでも。

「乗継割引」を使った裏技も紹介します。金沢からティエラの本社がある神戸市の繁華街の三宮に向かうとします。この場合、金沢駅から特急サンダーバードで新大阪か大阪まで向かい、そこから在来線(快速か新快速)で三宮に向かう、が普通ですが、あえて新幹線を使うことで総額を安くできます。新大阪までは特急で行き、新大阪から新幹線自由席で新神戸まで(1区間)行き、新神戸から地下鉄を使います。これで乗継割り引きが適用され、在来線の特急券が半額になります。新幹線を「敢えて」使うことで安くなります。サンダーバードは自由席だとすると、新幹線の特急料金を払ったのに片道300円ほど浮きます。凄いでしょ?

最後に、実は知る人ぞ知る切符、特別にとっておきの切符を紹介します。その名は「シャトル切符」。これは、先生が住む岐阜県と滋賀県の一部でしか販売されていません。大垣駅周辺の駅のみで販売されている切符で、大垣→米原→新大阪(米原~新大阪は新幹線自由席)の正規料金が往復10140円に対し、シャトル切符は6230円、と3910円もお徳です!名古屋から大垣まで来て、大垣からこの切符という使い方もできます。

他にも、ドリンクがついた「ぷらっとこだま」等もあります。色々調べて、こういうお得な情報を入手しました。調べるってやっぱ大切ですね。

190513皆は大好きな有名人はいますか?
先生は、福沢諭吉さんが大好きです。
特にお財布にたくさんいてくれると
先生は幸せな気分になります。

そんな福沢さんですが、なぜ1万円に描かれているのか分かりますか?
意外に福沢さんのことを知らないことに気づきますよね。

「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」
という、ちょっと宗教っぽいフレーズだけが有名な「学問のススメ」の中で
こういっています。

①天は人間を平等に造ったというが、それは他人の迷惑にならない範囲で自由に生きて良いというだけだ。

②天は生まれながらに財産と身分を与えるのではなく、その人の働きに与える。

③役職に就くにはそれ相応の才徳を身に着けなければならないが、才徳を身に着けるには物事の道理を知らなければならず、その為には勉強しなければならない。

④『何が正しいのか』を理解できない愚かな国民を導くには、恐怖政治が一番だ。つまり酷い政治を招いてるのは国民の無知だ。

⑤学のない国民は恥を知らず、貧しい理由に気付けない。そのため金持ちをうらやみ約束を破り、犯罪を平気で行う。

⑥ニートは悪。

大政奉還からわずか5年後にこれだけのことを言って見せたのは、ネットや通信が発達していない時代としては超人的です。

今の日本の低い失業率と低い犯罪率は福沢さんおかげかもしれません。
納得の1万円です。

序文だけでも自分で読んでみることをお勧めします。
学問のススメのススメですね。

190507皆さんの記憶にも残っていると思いますが、今年の3月にマリナーズのイチロー選手が引退を表明しました。その引退会見でイチロー選手が語った言葉がとても印象的でしたので、少し紹介したいと思います。

自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つければ、それに向かってエネルギーを注げるので、そういうものを早く見つけてほしいと思います。

言葉にすること、難しいかもしれないけど言葉にして表現するというのは、目標に近づく一つの方法ではないかなと思います。

自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にかこんな自分になっているという状態になって。だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですね。

皆さんの中には部活に頑張っている人がたくさんいると思います。勉強と部活を両立させることはしんどいけれど、部活はやめたくない、そんな悩みを抱えている人も多いでしょう。でもイチロー流に言えば、本当に熱中できる部活であれば、そのことで目の前の問題も解決できるかもしれません。

自分はこうしたい、ああしたいと目標を立てる。それを言葉にして表現し、周囲の人たちに公言する。言った以上は引き下がれませんから、必死に取り組むしかありません。でもそれは大きな目標である必要はありません。スモールステップでよいのです。その積み重ねで、少しずつ目標に近づいていくことができるのではないでしょうか。

皆さんにイチローになれということではありませんが、イチローに近づくためのヒントがたくさんありました。関心のある人はぜひインターネットで調べてくださいね。

190422みなさん日本の国民的アニメと言えば何を思い浮かべますか?アンパンマン、サザエさん、ドラえもん、ちびまる子ちゃん、が有名ですね。

今回はドラえもんの『ナゾ』について考えたいと思います。ドラえもんはネコ型ロボットで四次元ポケットから色々なひみつ道具を出してくれますね。そしてその道具はどれも、身近にあってほしいものばかり!でも今のところどんな風に作られているのかは『ナゾ』ですよね。そして将来みんなが大きくなってから出来ているかも『ナゾ』ですよね。

そして先生にとってもう1つ『ナゾ』があります。それはのび太くんが将来しずかちゃんというステキな女性と結婚するということ。のび太くんと言えば、勉強もスポーツはダメで、怠け者。都合が悪くなるとドラえもんに頼る。そんなのび太くんがしずかちゃんと結婚できるんですよね。

先生はこの『ナゾ』について、のび太がくんの映画での冒険の活躍が関係しているのではないかな?と考えました。普段は頼りないですが、映画の冒険では、初めて会う友だちとすぐに仲良くなったり、時にはジャイアン以上の根性を見せて大活躍したり、カッコいいところを見せてくれますよね。いつも甘えているドラえもんとはぐれてしまっても、自分の力で仲間を助けようと勇敢なところもあります。いつもと違う環境で甘えず戦っていく経験がのび太くんの心を強く、温かくし、その人柄がしずかちゃんのハートもつかんだのではないかと思いました。

みなさんは、のび太くんのようにテストが毎回0点ということはありませんね。いつも勉強をがんばっていますね。そんながんばっているみんなが、さらに心を強く、温かいものにすれば、まさに鬼に金棒!みんながのび太くんのような大冒険をすることはなかなか難しいかもしれませんが、冒険はできます。夏に各地で色々な合宿がありますね。いつもと違う環境で甘えず戦う経験を積み上げて、心も鍛えてみませんか?たくさんの勇者が現れることを期待しています!!

190415みなさんも知っているこの言葉。これは社会の歴史でも勉強する、室町時代の能楽の大成者である、世阿弥の言葉だとされています。
 
「しかれば、当流に、万能一徳の一句あり。
初心不可忘(しょしんわするべからず)
この句、三箇条の口伝あり。
 是非初心不可忘(ぜひのしょしんわするべからず)。
 時々初心不可忘(じじのしょしんわするべからず)。
 老後初心不可忘(ろうごのしょしんわするべからず)。」 『花鏡』奥段

「初心忘るべからず」は、ふつう「何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならない」という意味で使いますが、世阿弥が花鏡の中で説明している意味は、ずいぶん違っています。
世阿弥がいっている「初心」は「初心者」の初心のこと。つまり、まだ未熟な状態のことです。「なにかを始めたときの下手だった記憶や、そのときに味わったくやしい気持ちや恥ずかしさ、そこから今にいたるまでのたくさんの努力を忘れてはダメですよ」という意味です。さらに世阿弥は、過去の未熟な状態だけを思うのではなく、今の自分も「未熟」な状態であると自覚しなさいともいっています。
みなさんの教室には、この春からはじめてやってきた子も、何年も前からいるベテランの子もいるでしょうが、それぞれ持っている「初心」を忘れずに努力をつづけていきましょう。
もちろん先生たちも「初心忘るべからず」でみなさんを指導していきますからね。

1904082019年4月1日、645年の「大化」から数えて248番目となる元号が「令和」と発表されたことは、みんなが知っていることでしょう。多くの人たちがどんな元号になるのかを予想し、新たな時代の幕開けに沸いた1日だったと感じています。

5月1日からスタートする「令和」という元号の出典は日本の古典(国書)である「万葉集」からとのこと。万葉集といえば、日本に現存する最古の和歌集といわれ、天皇、貴族から下級官人、防人、大道芸人などさまざまな身分の人々が詠んだ歌4500首以上も集めたもの。759年(天平宝字3年)までの約130年間の歌が全20巻に分類収録されており、体裁が整った成立は759年以後の、780年頃にかけてとみられているそうです。その万葉集の「梅花の歌」の一節「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から引用されたそうです。初めて元号に使われた漢字である「令」の元となった、この令月には、おめでたい月という意味があるそうです。
新たな元号となる「令和」、そこから万葉集や漢字の意味など、多くの知識につながっていきますね。興味を持って調べていくと、たくさんの新たな発見と出会えて、とても楽しいですね。

さて、残り1ヶ月となった「平成」の時代。4月になり新たな学年がスタートしたばかりですが、今一度「平成」でやり残したことはないか、振り返ってみる良い機会にしていきましょう。そして、5月1日から始まる「令和」の時代を、どう過ごしていきたいか、夢・目標を掲げ、より充実した年にしていきましょう。