現代の生活において無くてはならなくなったスマホ。
最新の調査結果によるとスマホ保有率は小学6年生で約65%、中学3年生では約80%にもなるそうです。
生徒の皆さんにも普段からスマホを使っている人は多いのではないでしょうか。

ただ、そんな身近にあるスマホですが、最近になって脳に及ぼす悪影響がわかってきました。
ある調査結果によるとスマホを長時間使用している子供は、そうでない子供に比べるとテストの結果が悪くなる傾向にあるそうです。
もちろん、スマホを使用している時間が長ければ長いほど勉強時間が減りますし、睡眠時間が減ることによって集中力が低下し、そのような結果になっていることも否定できません。
しかし、勉強時間や睡眠時間を同じ条件にしてもその傾向は変わらなかったようです。では、その原因は何にあるのでしょうか??

もともと、スマホは人間を楽にするために作られた道具です。
当然、楽になればなるほど脳は活発に働くことはありません。
そこで、脳の中に使われない機能ができてしまい、結果的にその機能は衰えていくそうです。
これがテストの結果にも影響しているということです。

ドキッとする調査結果ですが心配はいりません。
長時間スマホを使用している子供の使用時間を1時間未満に抑えることで、脳の中の使われていなかった機能が発達し成績は向上していったそうです。
鍛えれば再び発達していくなんて人間の再生能力は素晴らしいですね。

さて、いよいよ新学年がスタートしていきます。
新しい学年のスタートは何かを切り替えるにはちょうど良いタイミングになります。
スマホだけでなく何か悪い習慣があるのであれば、これを機に切り替えてみませんか?
小さな変化であってもゆくゆくは大きな変化になることもあります。良いスタートを切っていきましょうね。