先日、高校時代の友人と会いました。何をしようかと話したところ、最近太り気味だから運動をしよう、ということになりそれぞれの得意?な運動を楽しんできました。
友人は幼いころから野球をしていましたのでバッティングセンターを提案し、先生は最近ようやくゴルフのボールがまっすぐ飛ぶようになったのでゴルフの練習場を提案しました。
結果、先ずは野球、その後ゴルフと両方をすることにしました。
この若々しい考えが筋肉痛という最悪な結果になったことは言うまでもありません(笑)。
先ずはバッティングセンターで野球のバッティングです。
マシンがいろいろあり、球速を選べました。
95キロ、110キロ、125キロ、135キロまでありました。
高校生くらいの背の高い男子3人が談笑しながら135キロを楽しそうにバンバン打ち返しています。
先生はマシンからのボールの球速が早すぎてあっけにとられました。
よって、先生は95キロです。
それでもなかなか打てない・・・。
1ゲーム20球がマシンから飛んでくるのですが、半分あたれば良い方でした。
しかし、先生の友人は125キロを打ち返し、見事ホームランの板に当てました。
周囲からも「すごい!」と言われていて格好よかったです。
気を良くした友人とすでに腕が痛い先生はゴルフの練習場に移動して、ゴルフボールを打ちました。
残念ながらホームラン王はゴルフでは残念な結果でした。
125キロで飛んでくる野球ボールを打ち返している人が、目の前に置いて動かないゴルフボールをまっすぐ打てないのです。
同じように体を回してスイングしてボールを打つ競技なのに全く違います。
先生の打つゴルフボールはホームランとは言いませんが、まっすぐ遠くに飛ばせます。
お互いに打ち方を教えあい、結果として楽しい運動時間をすごすことはできました。
似て非なるものとは「ちょっと見たかぎりでは似ているが、実際は全く違うこと」という意味のことわざです。
似ていると思っていたのですが、お互いに教えあっているときに、体の回し方や力の入れ方など違う部分がたくさんあることに気が付きました。良い経験ができたので、やってみて本当に良かったです。
さて、これは勉強にも言えます。
毎日勉強していても学校のテスト前、オープン模試の前、入試前など時期やスケジュール、あるいは得意科目、不得意科目など一言に勉強といっても様々です。
困ったときは周囲の友人とお互いに教え合い、時にはヒントをもらっても良いのではないでしょうか?
みんなと同じようにやっていても、友人の言葉から気が付くことがあるかもしれません。