141229こんにちは。講習会まっさかりのこの時期、みなさん勉強に集中できていますか?
今回の朝礼では次の言葉を紹介したいと思います。

「相手の立場になって見る」
これは先生がまだ学生のころ、社会に出ようとするときに大学の教授から教えられたことです。先生は「相手の嫌がることをしない」ことだと思いました。しかし教授が教えてくれようとしたことは違っていたのです。先生が思ったことは「相手の立場になって考える」ことです。「見る」と「考える」の部分が違いますね。その大学教授は先生に二つの言葉の違いを教えてくれました。
「考える」は、「相手の気持ちを考えて、自分がされて嫌なことは相手にもしてはいけない、相手の気持ちを考える」ということです。
しかし「見る」は相手に「どう見られているのかな」と相手の視点で自分自身を客観的に見ることです。先生たちは意外と?考えています。例えば、授業をしているときでも、生徒みんなは分かっているのかな?聞き取りやすく話せているかな?と教室の中で皆さんと同じ視線で見ようとしています。そうすることで、分かりやすい授業や、板書が分かりやすい、見えやすいということに繋がっていきます。
また教室では随時面談を行っていますね。ティエラの先生たちはみなさんや親御さんに分かりやすく説明ができているのか。身だしなみは恥ずかしくないのか。教室に対してはどのようなイメージを持つだろうか。など視覚的な工夫に努めようと考えたりします。
そこで皆さんはどうでしょうか?この時期、講習会では誰もががんばっていると思います。みなさんのがんばりは親御さんや先生の目にはどう映っているでしょうか?授業中や休み時間の様子はどう周りの仲間の目に映っているでしょうか?ゼミ期間の家庭での過ごし方はどうでしょうか?メリハリがあると見られているでしょうか?ダラダラと過ごしているようには見えていないでしょうか?
一度、じっくりと周りの目で自分自身を見てみてください。最初は難しいかもしれませんが慣れていけばよく見えるようになっていきますよ。
さあ2015年の幕開けです。先生も2015年は今まで以上に自分を客観的に見ることができる人間になります。