190805猛暑が続いています。夏休みも半分を過ぎようとしていますが、夏期講習会、学校の宿題、部活や遊びなど、忙しい日々を過ごす中、体に疲れがたまってきてはいませんか。

毎日の生活の中で、体の疲れを癒す最高の方法が「お風呂」です。「今日は時間がないからシャワーだけ!」という人もいるかもしれませんが、湯船に肩までしっかりつかって「入浴」することが疲れをとる鍵です。
入浴すると、体の血管がひろがり、心臓の動きが強くなります。そうすると、たくさんの血液が体中をめぐるようになります。
血液は、酸素や栄養分など、私たちにとって大切なものを体中に届けてくれて、さらに、二酸化炭素や疲労物質などを回収してくれるのです。これにより新陳代謝が活発になって、体の疲れが癒される仕組みです。入浴は、体をきれいにするだけではなく、毎日を元気に過ごす上でも大切な生活習慣なんですね。

入浴の質をより高めることができれば、疲労回復の効果もアップします。入浴する際のポイントをいくつか紹介します

1 最適な温度は40度
少しぬるいかな、と感じるぐらいがよいです。のぼせたり、体調不良になるリスクも減ります。

2 肩までしっかりつかる
先程書いたように、しっかりお湯につかって全身を温めましょう。いきなり入ると体がびっくりしますので、かけ湯をして、お湯の熱さに体を慣らしてから湯船につかりましょう。

3 時間は10分から15分
長時間入浴する必要はありません。顔や額が汗ばんでくるぐらいを目安に、無理をせず、我慢せず、入浴を楽しみましょう。

4 入浴後は、体の熱を逃さないように
お風呂から出た後は、扇風機やクーラーで体を冷やそうとしてしまいがちですが、せっかく温めた体を冷やすのでおすすめできません。早めにパジャマを着て、熱を逃さないようにしましょう。

大切なのは毎日欠かさず入ること。忙しい時こそ、しっかりお風呂の時間をとって体調を整えることを意識していきましょう。