200225

みなさんは、ずっと持ち続けたいと思う興味のあることや好きなものはありますか。もちろん、成長するに従って、新しいことに興味を持ったり、別のことが好きになったりすることもあると思います。先生は、幼い頃から今での興味あることの中に、「動物」があります。小学生のころには。「シートン動物記」は何度も読みましたし(先生の弟はなぜか「ファーブル昆虫記」派でした)、「野生の王国」というテレビ番組も大好きでした。今でも、そういった動物に関するドキュメント番組はよく観賞します。

今年、先生が「動物」について読んだ本の中に、「カメの甲羅(甲羅)は○○○○~人体で表す動物図鑑~」というものがあります。この「○○○○」は、書籍名にはもちろん正しく明記されていますが、何だと思いますか? 正解は「あばら骨」だそうです。人間の体をカメに変化させたイラストも描かれた表紙に興味がふつふつと湧き、一気に読んでしまいました。

読んでいくと、いろいろな驚きがありました。コウモリの翼は手のひらが変化したものであること、トカゲ人間になるとしたら足は真横に伸びることなどなど。興味のある人はぜひ読んでみて欲しいと思います。

それぞれの動物は、さまざまな環境の中で、その環境に適するように自分の体を変化させてきました。その環境に適応できなければ、子孫を残すことができないからです。みなさんも、今後、いろいろな環境の中で学習していくことになります。そして、それぞれの環境の中で、自分を変化させなければなりません。「変化」は「成長」へとつながっていくものです。1ヶ月半後の「冬期講習会」も、みなさんが「変化」できる環境です。「弱み」だけでなく、「強み」までも「成長」できる「冬期講習会」にして欲しいと思います。