みなさんは、「世界がもし100人の村だったら」という話を知っていますか

これは、2001年頃にインターネット上で広まって、世界的に流布した世界の人々の相互理解、相互受容を訴えかける文章のことです。
日本では、中野裕弓さんが翻訳した文章が最初だと言われています。その一部を紹介します。


もしも世界が100人の村ならば

もし 現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
全世界を人口100人の村に縮小するとしたらどうなるでしょう。
その村には・・・・
57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
8人のアフリカ人がいます。

(中略)

6人が全世界の富の59パーセントを所有し、
その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません
50人は栄養失調で苦しみ
ひとりが瀕死の状態にあり、ひとりは今、生まれようとしています

(以下略) ※中野裕弓 原約 「もしも世界が100人の村ならば」より

全文はこちらから
http://www.romi-nakano.jp/100people/index.html


このお話は、そんな風に、今の世界を分かりやすく100人の村にたとえているのです。
一度読んでみてください。そして、考えてみてください。
自分は人よりも恵まれていると思いましたか?
そんなかわいそうな人がいるのかと思いましたか?
人それぞれいろいろな感想があると思います。
この話の重要なところは、1つの村であるところです。
決して別々の村ではない…。
我々は共存しているのです。
私たちは誰のために勉強しているのでしょうか?
自分のためですか?
親のためですか?
私たちは人のために何かをしたときに幸せを感じる生き物です。
他人のために勉強しましょう。
それは最後には自分に返ってきます。
今やっている勉強は人のためになる!
そう思うとなんだかやる気が出てきますね。