200217「さあ、今日の朝礼を始めます!」(先生)
「え~?先生、朝ちがうで。すでに夜ですよ!?」(いつも屁理屈をこねる生徒A)
「業界用語で、始礼のこと『朝礼』と言います!」(先生)
「業界?どんな業界。始礼でエエやん!」(クールなファッション、ジャニーズ系の生徒B)
「学習塾業界です(笑)。その中でも、特に『能開』はね!」(先生)
「はい、起立!」(ガッシリ体格、ニキビ面の生徒C)
「勝手に言うな!いつもマネして言うたらアカンで。」(先生)
「はい、気を付け!」(しゃべり出したら止まらない、口数の多い生徒D)
「またマネするか?」(先生)
「はい、礼!」(部活動止めてしまい、足繁く能開に通う生徒E)
「コラ、先生のマネばかりするな!」(先生)
「はい、礼!」(先生)
「お願いします!(笑)」(クスクス笑いながら、いつも笑顔の生徒たち)
「はい、着席!」(先生)

先生は、いつも君たちとの会話を楽しんでいます。「今日は、どんな言葉の掛け合いになるのか?」と。いつもワクワクして「朝礼」に臨みます。しかし、今日の朝礼は「一度きり」の朝礼です。前回の朝礼と違うし、次回の朝礼とも違います。「今日の君たちが発する言葉」と「先生が受け止める言葉」とで化学変化が毎回起こります。その化学変化で起こった、その場の雰囲気、空気というものは「今までになく、これからもない一度限りのもの」です。その「一度限りの」朝礼を君たちに楽しんでもらいたい。先生も楽しみたい。「今、この場」を大事にしよう。そして「この一瞬」を大切にしよう。二度とない人生なんだから、この瞬間を有意義に君たちと共に先生は過ごしたい。

能開の楽しいは、この「愉しい」だ。次元の高い「楽しさ」なんだ。先生一人では決して作れない。君たちがいるから創造できる「愉しさ」なんだよ。「人生二度なし」。何かの御縁で巡りあったのかもしれない。その御縁に先生は感謝します。そして共に学び、共に育ち、共に生きる。この二度とない「学習空間」を、今日も君たちと一緒になって創り上げていきます。

これから始まるゼミ授業、「心の準備はできていますか?」。これから魂と魂のぶつかり合いが始まります。その化学変化が、能開の一斉「授業」です。「心に感じたこと」を大切にして下さい。心で感じたものは決して忘れない。その感性、感受性というものが君たちの未来における「自己表現」として開花します。人生は、一切自己表現なり。先生の好きな言葉の一つです。それでは、ゼミに入ります!心の準備はできたかな?

「アーユーレディ?」(先生)
「先生、俺ら女性(レイディ)とちゃうで(笑)」(最近、英語に興味を持ちだした生徒F)
「ごめん、ごめん。先生、発音悪いからな。ジャパニーズイングリッシュや!」(先生)
「いつも先生、オヤジギャグばっかりやん。」(娘のように、ツッコミを入れてくれる生徒G)
「誰がオヤジや!まだ小やじ(コヤジ)や!」(先生)
「昭和やな~。」(平成生まれの生徒H)
「時代は、令和になったぞ。心して行くぞ!」(先生)
「先生、今日もオデコが光ってる。」(勉強苦手、大嫌いの生徒I)
「アタマは砂漠化、サヘルや!」(雑学が強い、社会にしか興味を示さない生徒J)
「育毛してるの?」(いつもストレート勝負、直球をなげてくる生徒K)
「増毛(ぞうもう)ありがとう!いや、どうもありがとう!小学生からピカチュウと言われたわ(笑)」(先生)
「…。先生、寒い!」(ほとんどの生徒たち。)(笑)