200225

9月も下旬。随分と過ごしやすい気候となりました。8月のあの暑さも遠い日のように感じます。昨日9月22日は秋分の日ということで、いよいよここから秋めいていきますね。受験生の皆さんは寒くなるほどに受験勉強に熱が入っていく時期でもあるでしょう。緊張感も日増しに高まり、時に視野が狭くなってしまい、イライラがつのったり、感謝すべき人に我儘をぶつけてしまうなんてことが、ひょっとしたらあるかもしれません。勉強の合間、ちょっと秋の夜長に空を見上げてみましょう。

今日9月23日がどんな日か皆さんはご存じでしょうか。今から174年前の今日、太陽系の第8番目の惑星である「海王星」が発見された日なんですね。

1846年9月23日にベルリン天文台のガレという人が海王星を発見しました。海王星はネプチューンと呼ばれ、なんとその公転周期は165年。地球の公転周期が1年ですから、いかに太陽から遠いかがわかりますね。さらに、星の質量は地球の17倍もあり、平均気温は-230℃、その大気中では風速600m/s、時速にして2200km/hもの風が吹いているそうです。もはや想像の域を越えます…。

今はインターネットが非常に便利な世の中になりました。海王星に限らず多くの星の写真を見つけることができます。目の前にある写真・画像を見て、そして、夜空を見上げてみましょう。

大きな時の流れの中で動いている星を見ると、今目の前にある受験勉強にも心に余裕を持って取り組めそうな気がしますね。

行き詰ったら、秋の夜長に空を眺めてみよう。