みなさんは「ご朱印」を知っていますか?
令和の改元をきっかけに、「ご朱印」集めがブームとなり、「お参りしたら必ずご朱印をいただく」人が増えてきています。先生もそのブームに乗ってしまった1人です。
小中学生でご朱印を集めている・・・な~んて人はまあまあ渋い趣味を持っていますね。
ぜひ一度君のご朱印帳を見せてほしいです!!
〇〇カードみたいに交換はできませんが。

ところで、ご朱印とは神社やお寺で参拝した証としていただく「神様と仏様のご縁の記録」です。お寺や神社によって異なりますが、神社やお寺の名前、まつられている神様や仏様などのお名前、お参りした日付などが墨で書かれています。また、同じ神社やお寺がないのと同じように、ご朱印もデザインは一つとして同じものはありませんし、場所によっては複数の種類のご朱印があります。ちなみに比叡山は、特別期間限定もありますが、11種類あります。先生は、ご朱印マップを見ながら参拝し、残すところあと1か所となりました。
もともとご朱印は、巡礼者がお経を写したものを納めた証として授けられるものでした。しかし時代は流れ、最近では納めなくてもお参りした証としていただけるようになりました。

先生は歴史が大好きで、神社や寺をお参りしたり、古墳を探しに行ったりすることが一番の趣味です。神社や寺はこれまで数えきれないほどお参りしてきました。
これほど、ご朱印が身近なものになるとは思っていませんでした。

先生が初めてご朱印をいただいたのは、岩手県にある「中尊寺」です。
世界文化遺産に登録されていて、国宝第1号の一つに指定されている奥州藤原三代ゆかりの寺として有名ですね。金色堂には藤原清衡と、その子孫のミイラが保管されています。とても魅力ある場所です。

友人からご朱印をいただくマナーを教えてもらい、ドキドキしながら列に並びました。
ご朱印帳の1ページ目に書いてもらったときの記憶は忘れられません。

あれから数年経ちました。
今、この朱印帳はまもなく1冊が終わろうかとしています。
ときどきご朱印帳を開き、当時のことを思い出します。

今、夏期講習会の真っ最中です。
君たちのノートには検印と先生たちのコメントが書かれていることでしょう。
先生たちのコメントに励まされますよね。
頑張って作ってきたノートに書かれたコメント。うれしいですよね。
ぜひ自分の宝物にしていってください。
ノートには君たちの、先生たちの思いが込められています。