みなさんは夏の合宿に参加しましたか。
先生は中学3年生の『高校受験合宿』に参加しました。
6泊7日という長期間の合宿でしたが、参加したみなさんは本当によくがんばっていたと思いますし、日々成長する姿を見て頼もしく感じました。
そんな能開(ティエラ)の中学生対象の合宿にはいくつか特徴があります。
その中でも、先生が大切だと感じるところを2つ、みなさんに紹介します。

①日程が長い
能開の中学生対象の合宿は基本的に4泊5日以上です。
なぜそんなに長い日程が必要なのか。
それは、短い日程では「本当の自分」を見せることが難しいからです。
人間は3日程度であれば「本当の自分」を抑えて過ごすことができます。
その「本当の自分」を出さずに終わってしまうと、せっかく合宿に行っても「本当の自分」に起こる変化を感じることができません。
6泊7日の高校受験合宿に参加したみなさんも、「お、本気になってきたな」と先生が感じたのは3日目くらいからでした。
もちろん、参加したみなさんは初日から一生懸命取り組んでいたとは思いますが、これが短い日程の合宿だったとしたら、変化を実感できないまま合宿を終えてしまった人もいたことでしょう。
実際に、合宿の感想文を読むと「はじめはついていくだけで精一杯だったけど、最後は勉強することが楽しくなってきた」という内容が多いです。

②班のみんなで協力する
合宿では「班活動」が必ず実施されます。
これは①とも関わってくることですが、自分と同じ境遇に置かれた仲間と「本当の自分」を見せ合うことで、「自分が今まで知らなかった自分」と出会うことができます。
「実はまだまだ頑張れる自分」「実は他の人のことを気にかけてあげられる自分」「勉強する意味に気づく自分」など、そこでは様々な自分に出会えます。
この「自分の知らない自分」は、日常生活ではなかなか気づくことができないものです。

この夏、合宿に参加できなかったみなさんも、来年は「自分の知らない自分」に出会いに行きませんか。