『昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう。大切なのは疑問を持ち続けることだ。』
(Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning.)

この言葉を聞いたことがありますか!?
天才の代名詞としてよく引き合いに出されるアインシュタインの名言のうちの一つです。
先生も理系を専門に学ぶ人間として、よく聞かされてきた名前です。
アインシュタインの凄さに関しては、色々な逸話が残っています。例えば9歳で、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を美しいと考え自力で証明を完成した話や、12歳で、微分積分学を独学で習得した話など様々です。ちなみに、微分積分学というのは、高校生が数学の授業で習う非常に難しい単元で、かの有名なエジソンは、生涯その考えを理解する事ができなかったと言われています。その難しい内容を日本でいう小6の内に独学で理解していたとは、天才と言われるのも納得できますね。

 ただ、アインシュタインは次のような言葉も残しています。
『私には特別な才能はない。ただ、情熱的に好奇心が旺盛なだけだ。』
(I have no special talent. I am only passionately curious.)

 つまり、必要なのは特別な才能などではなく、1つのことにどれだけ深く取り組むことが出来るかだと言っています。自分には、才能がないと嘆くのではなく、自分が興味の持てることに対して、好奇心を持って取り組む事が大切だと話しています。

さて、最初の言葉に戻ります。2月がスタートし、冬から入ってきた生徒もこれからいよいよゼミが始まっていきます。講習会と違って不安も多いのではないかと思います。ただし、大切なことは一つ一つの動作をきっちりとこなしていくことです。アインシュタインの言葉を借りると、昨日から学び(前回のゼミの復習)、今日を生き(しっかりと授業を受ける)、そして疑問を持って次の学習内容の予習をこなし、次回のゼミに備える。それが出来れば、明日へ期待しよう(次回の授業がしっかりと理解できる)という流れになります。
疑問を持つということは、わからないことに対して興味をもつということで、好奇心に繋がっていきます。先生達はみんなのそのような疑問にしっかりと答えられるように準備して待っています。だから、みんなも不安がらずにしっかりと予習に取り組み、色々なことに疑問をもって授業に臨んできて下さい。才能なんか重要ではありません。大事なことは多くの疑問(好奇心)をもって勉強に取り組むことです。さあ今日から改めてスタートしていきましょう!!