
桑田真澄さんってみなさん知っていますか?
もしかするとこの時代はMattのお父さんといった方がわかる人も多いのかもしれませんね。
桑田さんは元プロ野球選手で読売ジャイアンツ(巨人軍)という球団で投手をしていました。
いろんな賞も獲得した一流の選手だったのですが、私がお話をしたいのは彼が高校時代についてなのです。
なんと桑田さんは高校時代、甲子園に出場し20勝しているのです!と聞くと「へ~」、とか、「ふ~ん」、といった反応の人もいるでしょう。
でも分かる人にはわかると思います。高校野球で甲子園に出場し、20勝できる投手は桑田さん以前にはおらず、今後も出ることはないでしょう。
高校生が甲子園に出場できる機会は、「高1夏」「高2春」「高2夏」「高3春」「高3夏」の5回しかありません。
トーナメントですので1つの大会で4~5試合程度しか試合は組まれません。
この状況で20勝するためには?全ての大会に出場し、ほぼ毎回決勝まで進出しなければいけません。
そしてそれらを中学卒業したての高校1年生の時からなしとげる必要があるのです。
ちなみに桑田さんの高校時代の甲子園の成績は25試合20勝3敗。
優勝2回、準優勝2回、決勝戦まで行けなかったのは一度だけ。
これでいかに素晴らしい投手だったのか分かってもらえると思います。
そんな桑田さんはこんな言葉を残しています。
「打たれてみないと、なぜ打たれたかよくわからないんですよ」
テストなどで間違えないと、なぜ間違えたのか分からない。
とも言い換えられるでしょうか。
「テストを受ける理由は成績を伸ばすため」とも言われます。
10月~11月はいろんなテストが行われる時期です、せっかく間違えた問題をそのままにせず、しっかり見直しをして今後の学習に活かして、高いレベルを目指してみましょう。

