昔から疑問に思っていることがあります。
ドラえもんはネズミが嫌いなのになぜ押し入れで寝ているのか?
恐怖症のレベルでネズミが嫌いなはずなのに、のび太の部屋のなかでは一番ネズミが出やすそうな場所でなぜ??

よくある対処法は苦手なものを遠ざけたり・苦手なものから逃げたりすることだ。
ドラえもんでいえば、ネズミから逃げてどら焼きを食べたり、友達のネコと遊んだり、のび太君たちと宇宙や海底を冒険したりする。
しかし、この方法をとると「苦手を逃れる=めっちゃ楽しい」になり、ますます苦手を克服するのは難しくなってしまいます。
次に考えられる手法が、論理的に納得する方法である。
ドラえもんでいえば「ネズミは怖い生き物ではないこと」を科学的に理解することがあてはまる。
恐怖症の種類によってはこの方法で改善する場合もあるかもしれないが、ドラえもんは別に「怖い生き物だからネズミが嫌い」なわけではない。
足場が丈夫だとしても高いところは怖いのだ。
凡庸な結論だが、実は最も効果がある方法は「徐々に慣れる」ことだという。
そう、ドラえもんでいえば「ネズミのいそうな場所に行くこと」に他ならない!!
ドラえもんは苦手を克服しようと努力をしていたのだ!!

苦手な科目はどうやって克服しようとしていますか?
「○○という科目は○○だから大事」といわれてもあまりピンとこないこともあるのではないでしょうか?
(でも、大事な理由は知っておいたほうが良いですよ)
時には勉強を中途でやめてゲームや動画などの楽しいことをしてしまったりするかもしれません。
楽しいことはしてもいいですが、勉強とは切り離すこと。
勉強は勉強。
遊びは遊び。
決して「嫌なことをやっていない時間は最高に楽しい!!」にならないように。
苦手の克服には時間がかかるものです。
まずは少しずつ慣れることから始めませんか?
まもなく冬期講習です。
カリキュラムが進まないこの時期こそ苦手の克服に最適ですね。