大学4年生だった先生が、就職もなんとか決まったときに、大問題が発生しました。
そしてそのときに叫んだ一言がこちら。
「もっと前から準備しておけばよかった!」
卒業論文がぎりぎりまで出来なかったのです。(これがないと卒業できません)
心で泣きながらパソコンや資料とにらめっこし、寝る間も惜しんで作りました。なんと2週間で。全くほめられたものではなく、体調も論文の中身も評価もボロボロでした。教授には悲しい声で、もっとちゃんとやってほしかったなぁ。と言われました。それが一番つらかった。
さて、「もっと前から準備しておけばよかった!」ということば。
皆さん、どこかで聞いたことがありませんか?よく聞きますよね。テスト前とか、受験前とか特に。
何故こんな言葉が口からでてしまうのでしょう?理由は簡単です。まさかこんなことになるとは思っていなかったからです。自分の行動を考えて、未来の自分がどうなっているかを考えていなかったのです。
大学4年生だった先生が、「卒論なんて、まぁ何とか出来るんちゃう?」と余裕ぶって過ごしていたときに、どんな資料を集めて、どんな内容にするのかを考えて、行動計画を作って動いていたら、きっと「もっと前から~」なんて言葉出てこなかったことでしょう。
そのためには、準備を万全にする必要がありますよね。そのためには、どうしたら良いと思いますか?
まずは、考えてください。
1 やらないといけないことの量(宿題や提出物など)
2 完成までにかかる時間
3 とりかかる日
4 理想の状態
5 このまま宿題のことなど忘れて、自由に過ごすと、提出直前の自分はどうなっているのか
これを考えて行動すると、案外行動できます。行動計画を紙に書いて見えるようにしたら更に良いかもしれません。
皆さんもやってみてください。これは、未来を予測して、準備を行うということです。焦って行動しても、出来は悪いし成果も得られません。
何が必要で、何をしなくてはいけないのか。常に考えて準備をする、行動する。これが出来たら、とても優秀な人物になれると思います。
私はこれがとにかく苦手です。小さいときからやってこなかったツケが大人になってからやってきています。皆さんは今からこういう行動を練習して、なれてほしいと思います。先生の苦い経験もふまえて、皆さんはたくさん考えて準備できる人物に成長してください。


みなさんは「苦手」とどのように向き合っていますか?
先日、あるテレビ番組の中で「1グラムあたりの値段ランキング」というコーナーがありました。面白い内容だったので今日はそのことについて先生が感じたことを話します。
10月11月はテストがたくさんありますね。
「不撓不屈」(ふとうふくつ)
先生、実は3ケ月で10キロのダイエットに成功したぞ。
もう2学期ですから小中高のどの受験生も、今の学力と合格に必要な学力が気になっている頃だと思います。やるべきことをやったのに、なかなか成績が思うように上がらず、時にはライバルとの学力が気になる人もいると思います。「自分には○○の科目ができる素質がない」とか「□□さんは頭が良いから…、私は…」という声が生徒から聞こえてきたりもします。
国 1、数 1、社 1、理 1、英 1、音 1、美 1、技 1、体 1
今日は、相撲の話題です。この秋場所を一人横綱で闘い抜いた日馬富士(はるまふじ)の話です。彼は全身にけがを抱え、今までも休場しながら、相撲を取ってきました。必ずしもいいコンディションで取り組みを迎える訳ではありません。今場所は、3人の横綱が初日から休場し(相撲の試合を休み)、ひじにサポーターがトレードマークである横綱の日馬富士の、後に引けないプレッシャーは相当なものだったでしょう。序盤戦(本場所の15日の内の7日目まで)で4敗し、周りから引退を噂された日馬富士。14日目が終わった時点で、彼は10勝4敗。首位で走っていた大関の豪栄道は11勝3敗。千秋楽で直接対決という場面を迎えました。もう負けられない日馬富士。その一番(相撲の取り組み)で豪栄道に勝って、11勝4敗の相星(引き分け)となり、優勝決定戦にもつれ込み、再び大関を下して逆転優勝しました。
もう夜はすっかり冷えるようになってしまい、あの暑い夏はどこへやら。太陽頑張れ!