オープンテストも終わりました。結果が気になるところですが、まずは「よく頑張ったと!」と伝えておきます。『まだ結果がでていないのに・・?』と思う人も多いと思いますが、実は最近、「テストは受けたくない!」という声をよく聞きます。
『私も・・』 「こらこら!」

ごく当たり前のことかもしれませんが、理由をちょっと考えてみました。
実力テストと呼ばれるものは、今まで習っているところから、ほぼ1年分の範囲の内容で出題されます。
いつもの学校のテストとは大違いですね。
つまり、広い範囲のテストとなります。

また、受験した人の中で点数が高い低いを比べていきますので、受験した人全員の中での順位をはっきり出すようにつくられています。
難しくいえば、“相対評価での成績判定”なんです。
そのため、テストの平均点がやや低めに設定されています。当然、いつもの学校のテストより低い点数がでやすいです。それに学校の教室とは違う試験場でのテストの場合も多いですから。いつもの力が出しづらいですね。

以上のことから、当然いつもよりよくない点数がでがちで
(こどもたちも)・・・・「おこられるから、うけたくない!」
(保護者も)・・・・・「いらいらするから、みたくない!」

しかし、
①広い範囲のテストとなります
②平均点がやや低めに設定されている
③学校の教室とは違う試験場でのテストです

これは、入試問題の持つ共通の特徴です。つまり、乗り越えねばならないものです。
成績結果は現在の到達度をみるだけでなく、今、どこを何をやればいいのかを、教えてくれるのです。
×を○にすれば、必ず学力アップです。おお!学力アップ!
(これほど明確な勉強はないなー)

わかってますよね、こんなこと。
さあ、やり直しだ!

『勝ち方にこだわれ』これは、先生の師匠の言葉です。
先生は、柔道をやっていて中学生になるくらいからこのことを徹底して言われ続けてきました。

この師匠というのが、今では、ありえないくらいの超がつくスパルタの人でした。何か叱る時は、言葉の前にまず手が出るのが当たり前、いつも叩くから手が痛かったのでしょう何時からか竹刀で殴られるようになりました。その竹刀(今では、何代目か分かりませんが・・・)いつも傍らに置いてありました。
実際、先生の先輩の中からオリンピックの金メダリストや世界チャンピオンなどが出ています。これだけ書けば、ものすごいように聞こえますが、正直ここまでしないと70手前のおじいさんが、いろんな意味で元気な小中学生を指導していくことはできなかったのでしょう。

先生自体は、今では考えられないくらい体が小さかったこともあり、はっきり言って強くはありませんでした。だから、はじめは試合に出ても勝てません。時が経って少しずつ勝てるようになりました。何時の頃からか勝って報告に行っても『ゲンコツ』を貰ってその場に正座して叱られるようになりました。もちろん先生だけではなく、みんな同じ状況でした。

その頃は、正直『勝ったから別に良いじゃん!! じゃ〜どんなにすれば良いの?』って思っていました。だったら、『すげ〜悔しいからもっと強くなってやる〜』と思いながら、毎日練習していたことを覚えています。

ある時、子どもたちに昔話をしながらこのように言われていました。
『勝って』喜ぶだけなら誰でもできる。勝つことで成長しないと意味がない。そのためには、どうしたらもっと良くなるのかを研究し、その技術を磨いていかなければならない。浮かれていたらそんなことをしないでそのままになってしまい、気づいた時には遅い事だってある。この話を聞いて今までのことがようやく一本の線につながったことを感じました。

この事は、みんなに置き換えることができるのです。
ティエラEXオープン模試があります。
みんなは、テストを受けて、そのあとどうしてますか?
テストの後、よく聞くのが、『あれができなかった。ここがどうだった』ということです。
そう言っているときに一体何をしているかです。
ほとんどの人が、友達や先生と話す際に言っただけで終わっているのではないですか?
本当に大事なのは、その時にどう思ったかだけではなく、その思ったことを次に活かして行くためにどのようなアクションを起こし、どう変わっていったかが大事なのです。

テストの結果よかったとしても、その時に点数が良かったってことで喜んでいるのではなく、次に向けてどうしたらもっと良くなるのかを意識して成績データから自分の苦手分野を得意へと変えるために家庭学習を行い、得意分野は、どんな時でも同じような問題に接しても解けるように磨いていくことで、自分の武器となるように準備していくことが大事なのです。

このことができていないと本当に大事な勝負の時に重大なミスをしてしまうかもしれないのです。

受験生にとっては、このオープンテストを含めて、このような試験は本番までに何回も残っていません。だからこそ『勝ち方』にこだわったテストにしてください。

みなさんは「忍者」を知っていますか。漫画、テレビ、ゲームなどでは、屋根の高さまでジャンプできたり、忍術という怪しい術を使えたり、剣術などの武術や手裏剣の達人だったり、色々な特殊能力を持った人たちとして描かれていますが、実際の主な任務は敵と戦うことではなく「情報を得る」ことでした。つまり忍者とは、主に戦国時代から江戸時代にかけて活躍した「スパイ」だったのです。

忍者たちは「スパイ」として活動するために、日々の身体訓練を怠らなかったといいます。その中に「麻の苗木を毎朝飛び越える」という訓練があります。
「麻」は成長が早い植物で、3〜4ヶ月で3mほどに成長するそうです。ということは、1日でだいたい3cm程成長しているわけです。忍者たちはこの「麻」を地面に植え、その上を毎日ジャンプしたそうです。次の日も、その次の日も麻をジャンプします。
1日3cmずつ成長していくので、1日目は3cm、2日目は6cm、3日目は9cm・・・と、毎日麻の木を飛び越えるだけでジャンプ力が1日3cmずつ上がっていき、1週間で21m、1ヶ月(30日)で90m、3〜4ヵ月で3mもジャンプできるようになっている・・・というわけです。

忍者が本当に3mもジャンプできたかどうかわかりませんが、毎日少しずつの努力は必ず身になっているはずです。忍者という人たちが、いろいろな特殊能力を持っていたなどと伝えられているのは、それに匹敵する技を持っていたからに他なりません。忍者に魅力があるのも、実はそのように隠された「努力」という「裏づけ」があるからなのかもしれません。

「毎日努力を続けていくこと」は、勉強でも大切なことです。「継続は力なり」。よく耳にする言葉ですが、毎日続けるには無理せずできる習慣を身につけることも大切なのです。
例えば、漢字の練習に忍者の特訓を応用してみましょう。一日に3語の漢字を練習して覚えることは、それほどむずしいことではないはずです。毎日続けると、1週間で21語、1ヶ月(30日)で90語も覚えることができ、一年でなんと1,095語も覚えることができるのです。算数の計算問題の数や、英単語や理科・社会の暗記にも、忍者の特訓は応用できます。
みなさんも忍者のような秘密特訓で、ライバルに差をつけよう!!

みなさん突然ですが、「カレーの味がしないカレーライス」って食べたことありますか?
見た目はどうみてもカレーだし、中に入っている具材もほとんど変わらない。
ただ、食べてみると自分の知っているカレーの味がしないカレー。
具体的に言えば、カレーなのに「甘い」。カレーの甘口ではなく「甘い」カレーなんです。
「ほんとにカレーかよ」って思うかもしれませんが、カレーなんです。
先生は食べたことがあります。どんな時だったかというと、「普通のカレーが食べれない状態になった」ときです。

子どもの頃ですが、体調が悪くなってしまい病院に入院していた時期がありました。
その時に「塩分をたくさん含んだ食事はダメ」という制限があったんです。
ですから、出てくる食事はほとんど「辛くない」食事でした。
お醤油やマヨネーズも、普通のものより全然塩分を使ってないものだったり、スナック菓子やファーストフードなどは絶対禁止!!という感じでした。

そんな生活の中で出てきたのが、冒頭にあった「カレー味のしないカレー」です。
先生もカレーは大好きでしたが、いつもと違うこのカレーはとても好きになれるものではありませんでした。
ひょっとしたらみなさんの中にも同じような経験をした人がいるかもしれないですね。
今まで当たり前だったことが急にできなくなってしまったり、生活が変わったりしたことが。「怪我をして大好きなスポーツや習い事ができなくなった」とか「すごく仲の良かった友だちが急に転校していなくなった」など。

どうですか、こんな時どんな気持ちになりましたか。
悔しい思いをしたり、現実を受け入れることができなくて、なかなか立ち直ることができなかった人もいるかもしれませんね。
みんなには今夢中になっているもの、きっとありますよね。部活、趣味、友人と過ごす時間だったり、受験生はやっぱり「勉強」かな。
今やっていること、過ごしている時間についてもう一度考えてみませんか。
勉強や部活については「今の自分は一生懸命になれているのか」
友人関係や家族との悩みであれば「本当にこのままでいいのか」

大切なものから離れて本当に、今までの価値が分かる時もあります。
でも、もっと大切なことは「自分にとっての真の価値を理解しようとすること」ではないかと思います。
受験生は今、勉強でものすごくしんどいかもしれない。いやものすごく「不安」か。
勉強やいろんなことを両立させるのが、「正直きついな」って思っている人もひょっとしたらいるかもしれません。目の前にある現実に、必ず自分にとっての「価値」があるはずです。点数や順位以上に大切なことを見失ってしまわないようにして欲しいです。

ちなみに、カレーの話しには少し続きがあります。その時、お世話をしてくれた看護士さんの言葉が先生にとっては忘れらないのです。
「食事に使う塩分が限られた中で、どうやったらおいしい食事が作れるか。調理師や栄養士の先生は一生懸命考えて作ってくれてるんだよ。だから大切に食べようね」
しないで済むならしたくない経験でした。しかし、周りのたくさんの人が協力してくれたからこその今の自分。今思えば「1人じゃなかったんだ」と実感できた瞬間だったのかもしれませんね。

君達は、「日本理化学工業株式会社」という会社を知っていますか?

随分難しそうなことをしていそうな名前の会社ですが、この会社は、君達に関係のある、ある“もの”を作っている会社です。

それは≪チョーク≫です。
この会社は日本で一番チョークを作っている会社です。
ちなみに、「ダストレスチョーク」というのは、この会社のブランド品です。品質も最高です。

でも今回、先生がこの会社を取り上げるのは、いいチョークを作っているからではありません。

その理由とは、この会社の、実に約7割の社員が、知的障害者なのです。
君達の学校にも、特別学級みたいなクラスがあるところもあるかと思います。
この会社では、そういった学校にも通えなかったほどの重い障害をもつ方々も働いています。

しかし、初めからこの会社は、知的障害者の方を雇っていたわけではありません。
そのきっかけは、会社の近くにある養護学校の先生が、「自分の生徒を雇ってほしい」と訪ねてきたことだそうです。
最初、社長は断ったそうです。知的障害者の社員を雇う責任を負う自信がなかったのでしょう。
しかし、この養護学校の先生は、それから3度も訪ねてきました。
社長は、その熱意に押されて、「1週間だけなら」という期限付きで雇いました。
ちなみにその子は、女の子です。

最初は、周りの社員も戸惑いました。実際、仕事のスピードも遅かったし、ミスも多かったようです。
しかし、その女の子のくじけずに一生懸命に働く姿に、だんだん周りも心を動かされていったそうです。

そして、1週間の最終日・・・、周りの社員が社長に詰め寄りました。
「自分たちが面倒を見るので、この子をやめさせないでほしい。正社員にしてあげてほしい。」と。

社長はためらいました。
なにも社長は意地悪なわけではなく、社長とすれば、
「この子にとって、この会社で働くというのは、ハードルが高いのではないか?それなら、病院のベッドで周りの世話を受けながら暮らしていく方が幸せなのではないか?」
と思ったそうです。

しかし、実際は違いました。
ほかの誰よりも、その子自身が「やめたくない。これからも働かせてほしい。」と言ったそうです。

それを不思議に思った社長は、自分が日頃、親しくしているお坊さんに相談しました。
話を聞いたお坊さんは言いました。

「それは、そうですよ。なぜならば、人の幸せというのは4つあるからです。
①人に愛されること ②人にほめられること ③人の役に立つこと ④人に必要とされること
これらは、働く事によって得られることなのですから。」

以来、この社長は、色んなアイデアを出しながら、会社を知的障害者のみなさんに大勢働いてもらえる環境作りをしたそうです。
(この前の鳩山総理は、総理大臣のときにこの会社を見学したこともあるそうです。)

この話を知った先生は、とても反省しました。
今、自分の置かれている環境が当たり前であると思っていることに。

君達もこの話によって、何かしら感じてもらえば幸いです。

また、先ほど紹介した4つの幸せを、互いに与え合えるような関係を君達と作っていきたいと、先生は勝手に思っています。

自分の学校で確かめてみればいいかもしれませんね。
学校の先生方が使われているチョークが、「日本理化学工業株式会社」のものであるかどうかを。

みなさんは「カマス」を知っていますか。英語名の「バラクーダ」という呼び名でも知られており、塩焼きや干物、から揚げにするとおいしい魚です。中でも「オニカマス」という種類は180cmにもなり、水中で人が襲われたという記録もあるそうです。

そのカマスを使った有名な実験があります。
まず、大きな水槽を透明な板で仕切って、一方にはおなかを空かせたカマスの群れ、もう一方にはえさとなるイワシなどの小魚を放します。するとカマスたちはえさを食べようと、何度も何度も板に体当たりをはじめます。頭からぶつかって傷ついたりもしますが、ついにはあきらめておとなしくなってしまいます。

次に、水槽の中の透明な板をとってみます。自由にえさを食べはじめる…と思いきや、カマスたちはいっこうにえさを食べません。目の前を小魚が泳いでもまったく反応せず、最後にはそのまま餓死してしまうそうです。同じ実験を何度やってみても、同じ結果になるそうです。

さて、このかわいそうなカマスたちにえさを食べさせる方法があるのですが、わかりますか。

正解は…“別のカマスを一匹水槽に入れる”という方法です。たったそれだけのこと、と思うかもしれませんが、何も知らない新入りカマスが喜んでえさを食べている様子を見て、あきらめカマスたちもえさを食べ始めるそうです。

みなさんも毎日の勉強やスポーツの中で、思い通りにならなかったり、何度やってもうまくいかなかったりすることもあるでしょう。そんなとき、「できない」という“思い込み”=カマスの実験の“透明な板”なのです。本当は目の前にそんな板なんか無いのです。あきらめずに目の前の問題に飛びつく勇気が大切なのです。

苦しいとき、迷ったときは、みなさんの周りで一生懸命勉強や練習にはげんでいる友だちをみてまねをしてみることも大事です。新たな気持ちで取り組めば、新しい道が見えてくるはずです。そして次は、皆さん自身が周りの友だちに勇気を与える存在になってもらいたいと思います。

暑かった夏も終わり、ようやく秋らしくなってきましたね。秋は夏のように暑すぎず、冬のように寒すぎず、何をするにも集中 して取り組むことができますね。秋といえば、運動会。ほとんどの小中学校は、もう終わったのではないかと思いますが、どうだったでしょうか。中には、嬉し さのあまり、つい「ガッツポーズ」をした人もいるのではないでしょうか。

ところで、この「ガッツポーズ」という言葉、英語の辞書に載っていません。野球のナイターやテレビ業界で使われているゴールデンタイムなどと同じ和製英語 なのです。初めて言葉として使用されたのは、あるボーリング雑誌のコーナーの名前がその語源で、その特集コーナーでストライクを取った時のポーズをそう呼 んだとされています。

そして、それを世間に広く知らしめたのは、今は楽しいキャラでTV出演しているガッツ石松さん。昔は、ボクサーでした。今から36年前、WBC世界ライト 級タイトルマッチにて、チャンピオンのゴンザレス選手に鮮やかな8ラウンドKO勝ちで、念願の世界タイトルを獲得しました。コーナーポストに登って喜びを あらわにしている姿を、当時の新聞記者が「ガッツポーズ」と命名したそうです。

ボクシングの世界で、ライト級という階級はヘビー級に次ぐ歴史の古い階級。成人男性の平均体重に最も近い階級であることから、「世界的に最も選手層が厚い 階級」と言われており、石松選手が世界タイトルを獲得するまでは、日本人はおろか東洋人の誰ひとりとしてチャンピオンになっていませんでした。又、来日し たチャンピオンのゴンザレス選手は、2連続KO防衛中であり、今まで42戦のキャリアの中で11敗もしている石松選手に対する期待は皆無に近かったので す。
圧倒的不利が予想される中、石松選手は、自分の代名詞とも言われる「幻の右」で世界を制したのです。コーナーポストによじ登り、大喜びをしている石松選手。その姿が、「ガッツポーズ」と命名した記者の心に響いたのではないかと思います。

プロ野球やサッカーなどのスポーツの世界で、おなじみのガッツポーズ。喜びの表現方法のひとつとして、誰でも知っている言葉になっています。中には、見苦 しいまでの派手なパフォーマンスもありますが、自分に対して『やった!』という気持ちを素直に表現して自然に出てしまうガッツポーズは見ていてかっこいい ですよね。スポーツの世界だけでなく勉強に対しても同じです。来春入試を控えた受験生のみなさん、合格発表の日、かっこいいガッツポーズが自然に出てくる よう残された時間を悔いのないよう頑張っていきましょう。

私が最初に外国に出かけたのは1987年の夏。皆さんがまだ生まれていない頃のこと。その1年前、世界を震撼させソビエト連邦崩壊の一因ともなったチェルノブイリ原発事故でヨーロッパ、特にドイツの環境保護運動はどうなっているのだろう、という思いをもっての訪問でした。単身での海外旅行であり、ドイツ語どころか英語も満足にできなかったので、親友は心配して「その英語力では通用しないからやめとけ」とまで言われましたが、出かけることにしました。何故なら、やはり自分の目と耳で確かめたかったからです。

 最初の滞在先であるベルリンでドイツ人だけの集まりに出たときは、流石に萎縮してしまい、うまく交流できませんでした。特にヒヤリングが全然ダメ。それでも日を重ねるうちに英語を使うことに慣れてきて、時間と共に私の耳が英語耳になり、やがて夢の中でも英語で話すようになりました。
 半月ほどたった頃、北部の海岸の町に風力発電を見に行った際、海岸で一人の男の子と知り合いになりました。高校に通っており外国語は英語を選択しているというので、案内をお願いしました。風力発電は町の人がお金を出し合い、酪農家が土地を提供して実現したことを知りました。御礼に彼の兄さんが経営するレストランで夕食をご馳走しながら、あることを質問しました。あと10年ばかり経つと21世紀になるが次の世紀はどんな時代になると思うか、私はグローバルな時代になって世界はもっと人とモノが頻繁に行き交う社会が登場すると思うけど、君はどう思うか、と尋ねました。すると意外な反応でした。
 彼が言うには、それがどうしてそんな大変なのかわからない。自分達は小さな時から、外国へよく旅行し、友人も既に何カ国にもいるので、21世紀になったからといって特別な変化はないと思う、そんなことより、どうしたらトルコを始め外国から来た人たちとうまく暮らしていけるか、そのことが、この町にとって大きな課題だと思うと言いながら、使い古されたIDカードを見せてくれました。この夜、自分がいかに島国育ちであるかということを知りました。この町の格安チケットショップには、世界旅行のツアーが案内されていましたが、中国や韓国はあっても日本はありませんでした。店員に尋ねると「韓国までは陸続きだから格安な鉄道でいけるけど、日本には行けない」との答えでした。

 あれから23年たった。私のドイツ旅行から3年目にベルリンの壁は崩れソビエト連邦も無くなりEUが登場し、東ドイツ出身の女性政治家が統一ドイツの首相となって舵をきっている。失業率が高止まりする中、外国人排斥事件は後を絶たずネオナチと呼ばれる若者の増加も心配されている。一方で、既に電力のうち風力を含む再生可能エネルギーの占める割合は12%にも達し世界のトップクラスを走っている。あの日、海岸であった高校生は今、何処にいて何をしているだろうか?ドイツにとって一番の課題といった多文化(民族)共生について、どんな勉強をしているだろうか?国籍や民族の違う人々との間にどんな橋をかけているのだろうか。またドイツへ行く機会があったら、あの町を再び訪ねてみたいものだ。

 貴方なら外国の人に英語で「今、世界が共有する問題は何ですか?」と声をかけられたら、何と応えますか?英語力も必要ですが、それ以上に世界へのまなざしも必要ですよ。それと、外国語を口にする勇気(言う気)も必要。

今から話すことは、先生が自分自身にも言いつもいい聞かせることなんです。
先生だから何でもできるわけではないし、強いわけでもありません。
人間ですから、つらい時も、逃げたい時もあります。
でも、だからこそ人間なんです。
そんなつもりで聞いてください。

人は心に『天使と悪魔を抱いています。』
よく目標を立てよとか、ここまで頑張れとかいいます。先生もそんな話しをよくします。
でもできる人とできない人が、今はいます。
ではできる人と、できない人の差は何なのか考えてみたことはありますか?
能力だという人がいますが、そうではありません。

できない理由の多くは、時間がないとか、いまは必要でないとか、そんな言い訳をして自分を正当化しようとしている自分がいるのです。そうです。自分の中の悪魔がささやくのです。
『大丈夫だよ、お前だけではない。皆やれていないんだ。』と・・・。
その悪魔のささやきに自分自身を納得させることになるのです。

しかし、やりきる人は、悪魔のささやきの中で、天使の言葉が聞こえてくるのです。
『今やらなければどうする。それを成しえることが将来のお前にとって大切なんだ。』と・・・。
その言葉に奮起します。

要は、成すか、成さぬかは、自分の心の悪魔と天使のささやきから始まるのです。
よく心の葛藤といいますが、心の葛藤とは、このささやきをいうのですね。
みなさんは、悪魔とささやきと、天使のささやきのどちらを多く聞きますか?

何かを成せる人も悪魔のささやきがあるのですが、その時に『初心にかえったり、ライバルの頑張りを思い出したりしながら、悪魔のささやきを天使のささやきに変えているのです。

『成せば成る。成さねば成らぬ。成らぬは人の成さぬなりけり。』
この言葉はよくそれをあらわした言葉だといえるでしょう。

宿題をしている時によく『天使と悪魔』が会話しませんか?

二学期、運動会、などの行事で大変です。その時にこの話を思い出し、『成せば成る』と思いながら、悪魔のささやきに負けないように頑張って欲しいと思います。

みなさん、夏講習会はいかがでしたか。
思いっきり勉強をしましたか。
思いっきりの勉強を楽しみましたか。

皆さんは「同じ勉強をするなら効率がよい方がよい」と思ったことはありませんか。
ほとんどの人がそう思ったことがあるでしょう。
では、「効率のよい勉強ってどんな勉強だと考えますか」と聞かれるとどうでしょう。
その答えの中で一番多いのは「短時間(期間)で成績の上がる勉強」というものなのですが、「効率のよい勉強」とは本当はそうではありません。

「勉強の効率」とは、実は勉強するときの気持ちの持ち方にあります。
どんなことでもそうですが、後ろ向きな気持ちで行動しても、決して力にはなりません。
常に前向きな気持ちで取り組むこと、楽しく勉強に取り組むこと。これに勝る効率はありません。

要は気持ちの持ち方の問題なのです。
何かを成し遂げるためには、たくさんの努力を・一生懸命に努力をする必要があります。
しかし、その努力を楽しめるかどうかは、みなさんの気持ちの持ち方次第です。

講習会や合宿では思いっきり勉強しましたか。
思いっきりの勉強を楽しみましたか。
講習会や合宿では一生懸命勉強しましたか。
一生懸命勉強することを体全体で楽しみましたか。

中途半端にやっている人の元には勉強の面白さ・楽しさやってきません。
真剣に取り組んでいる人の心の中に、勉強の面白さ・楽しさが生まれてくるのです。

さぁ、2学期も思いっきりの勉強を力一杯楽しみましょう!!