2019年4月1日、645年の「大化」から数えて248番目となる元号が「令和」と発表されたことは、みんなが知っていることでしょう。多くの人たちがどんな元号になるのかを予想し、新たな時代の幕開けに沸いた1日だったと感じています。
5月1日からスタートする「令和」という元号の出典は日本の古典(国書)である「万葉集」からとのこと。万葉集といえば、日本に現存する最古の和歌集といわれ、天皇、貴族から下級官人、防人、大道芸人などさまざまな身分の人々が詠んだ歌4500首以上も集めたもの。759年(天平宝字3年)までの約130年間の歌が全20巻に分類収録されており、体裁が整った成立は759年以後の、780年頃にかけてとみられているそうです。その万葉集の「梅花の歌」の一節「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から引用されたそうです。初めて元号に使われた漢字である「令」の元となった、この令月には、おめでたい月という意味があるそうです。
新たな元号となる「令和」、そこから万葉集や漢字の意味など、多くの知識につながっていきますね。興味を持って調べていくと、たくさんの新たな発見と出会えて、とても楽しいですね。
さて、残り1ヶ月となった「平成」の時代。4月になり新たな学年がスタートしたばかりですが、今一度「平成」でやり残したことはないか、振り返ってみる良い機会にしていきましょう。そして、5月1日から始まる「令和」の時代を、どう過ごしていきたいか、夢・目標を掲げ、より充実した年にしていきましょう。


4月1日(月)11時30分が新元号の発表のとき。
春を迎え、新しい年度が始まろうとしています。
チャンスを掴むことができる人と、できない人、その差はどこにあるのでしょうか。
普段はあまり本を読まない人でもマンガだったら読みやすいですよね。勉強だけでなく、キャリア教育にも役立つ伝記のお話です。
「紅の豚」という映画を知っていますか? ジブリ映画なので、知っている人も多いと思います。この映画のポスターには、こんなキャッチコピーが書かれていました。
皆さんは普段使っている言葉の正しい意味を知っていますか?普通に使われているからと言って、その言葉の使い方が正しいとは限りません。
みなさんは「いだてん」という言葉を聞いたことがありますか?そう、今年のNHK大河ドラマのタイトルですね。このドラマは、日本で初めてオリンピックに出場し、日本の「マラソンの父」と呼ばれた金栗四三(かなくりしそう)さんという人物を題材としたお話。まだ序盤ですが、なかなか面白いので、毎週楽しみに見ています。
みなさんもよく知っている「ウサギとカメ」の話。ウサギとカメが競走をし、脚の速いウサギはカメをどんどん引き離して、カメが来るまで少し待とうと余裕しゃくしゃくで居眠りを始めます。カメはウサギが寝ている間に着実に歩を進め、遂にはウサギを追い越して先にゴールするという話です。
芥川龍之介の「蜘蛛(くも)の糸」