大事なボールペンをなくした。いつもしまってある抽斗の中をくまなく探したが、ない。用事の時間が迫ってきたので、諦めて後にしようとした。
あ、あった。
使っていたときに電話にでて、そのままだったのだ。人の記憶はあてにならない。

さて、オープン模試が近づいてきました。皆さんがこの朝礼を読んでいるころには、直前の可能性も高いので、当日の話をします。

「終わりの合図とともにやり方を思いついた。あと少し時間があれば…」といった経験はありませんか。
しかし、「あと何分あってもできません」
思いついたのは、時間が理由ではないからです。問題を解くには集中します。しかし、集中しすぎると視野が狭くなります。そして、その視野を広げてくれたのが、「終わりの合図」だったのです。

「視野が狭くなっているな」と感じたら、一旦全体を見渡してみてください。一気に解決へ進めるかもしれません。

わかっていながら、ボールペンを探すのに苦戦した私が言うのもなんですが…。