日毎に肌寒さを感じるようになってきました。涼しいと感じるのも束の間、じきに寒さが厳しい冬がやってきます。先生は寒いのは苦手なので、毎年のこととはいえ、困ったなと思っています。また、もうすぐ一年の締めくくりである大晦日、新しい一年の始まりである正月も控えていますね。今年一年を振り返ってみて、「良い年だった!」と言えるならとても幸せなことです。

今年は新型コロナウイルス感染症による影響はとても大きかったですね。仕方がないとはいえ、いろんなことを我慢せざるを得ませんでした。一方、元気なニュースもありました。大谷翔平選手の大活躍は多くの人々を笑顔にしてくれました。いうまでもなく、先生は大谷選手の友達ではありませんが、先生なりに大谷選手の凄さをまとめてみました。

①“異国の地”での活躍
言葉も文化も、食事も違う環境での挑戦。ただでさえビハインドがある中での活躍はものすごい。結果が出なくても誰も文句は言いません。

②“前例”がない
誰かが【10】にしたものを【20】にするよりも、【0】から【10】を産み出すことの方がよっぽど大変です。

③“二刀流”
二刀流に挑戦する前、いろんな人が賛成、反対していました。どれもが納得のいく意見でしたがそれらに流されることなく意思を貫き通しました。

④“超一流”の成績
打者として投手としてどちらも圧倒的な成績を残しました。仮に大谷選手がどちらか片方の結果で終わっていても大活躍といえるものでした。

大谷選手がこの二刀流を成し遂げるために、私たちの想像を絶する努力があったであろうことは言うまでもありません。そこで考えてみて欲しいのです。努力というと苦しいものと思いがちですが、大谷選手が行ったその努力は苦しかったのでしょうか?それとも楽しめるものであったのでしょうか?

我慢をして、両の手足を縮めてしまっているうち、いつの間にかそれに慣れてしまい、伸ばし方すら忘れてしまうのかもしれません。それってなんとも残念ですよね。この一年が面白くない、といって終わってしまう前に、ワクワク感を作ってみよう。それはきっと自分なりの挑戦がスタートラインになるはすですよ。