あなたは社会が好きですか?
多くの歴史嫌いの人が口をそろえて「覚えられない」「歴史の流れが分からない」
と言います。なぜそうなるのか。
答えは簡単です。意味もなく丸覚えをしようとした結果、頭の中で知識がバラバラに散らばっているからです。確かに覚えないといけない部分はあります。しかし意味のないものを記憶に残すことは困難です。さまざまな出来事を網の目のように結ぶことで脳に定着していきます。
例えば平安時代で学習した、「摂関政治」「院政」「平清盛」をストーリー化して説明できますか?なぜ藤原氏のあとに院が政治の実権を握ることができ、その後の平清盛が権勢を誇ったのか。当時の権力者の気持ちになって参考書を読めば、驚くほど理解しやすくなるはずです。完全に「暗記」と思われている各時代の文化にしても同様です。文化の政治的背景を理解すれば、その文化の美術や文学がなぜそのようなものになったかが納得して覚えられるようになるでしょう。試しに参考書「くわしい歴史」の文化の特徴と、その時代の政治を照らし合わせてみてください。
大切なのは「理由」を考えることです。そして出来事などの知識を「理由」で結び合わせていくことです。その最初の知識を持つために「暗記」するといったイメージです。
覚えた出来事などを「点」とすれば、その「点」と「点」を出来事の理由を通じてつなぎ「線」で結ぶ。歴史の得意な人はその「点」のつなぎをストーリー化するのが上手な人ですね。
各時代に登場する「権力者」を軸に歴史の流れを整理してみると分かりやすいかもしれません。みなさんも一度やってみてください。





「先生、おれ数学きらい」

1月に入って、いよいよ受験シーズンが本番となりました。
冬はその寒さや風景が、なぜか「試練」をいう二文字を呼び起こしてくれます。
1月になれば、いよいよ入試が近づいてきます。皆さんの受験勉強は予定通りに進んでいるでしょうか。そこで、入試を前にした受験生に、幾つか簡単なアドバイスを行います。
今年も残すところ、あと10日前後となりました。
今年の10月13日に加古川本校は新しい教室に移転しました。隣に東進衛星予備校があり、4階建てのビル全体が教室で、机もいすもすべてのものが新しくなりました。生徒のみんなも、新しくなった教室で、元気に勉強しています。
皆さんは日頃、成績を良くしたい、頭を良くしたい、と思っていますよね。では成績を良くする、頭を良くするためにはどうしたらいいか? 答えは簡単、頭=脳を使うことです。