180219先生のお祖父さんはブラジル人なのですが、ここで私の第2の母国ブラジル(サンパウロ)について少し紹介させていただきます。
皆さんにとってブラジルのイメージはどのようなものでしょう?
私の中でのブラジルは、明暗がはっきりとした弱肉強食の格差社会です。貧困格差による犯罪が横行し、身体の不自由な方に人々は無関心であり、お金持ちは強い向上心で限りなく上を目指しています。現在の日本では、考えられない事ばかりです。
それでもブラジルの人たちに共通しているのは、「どんな状況に置かれていても、笑顔を無くさない」ということです。「ビバ・ブラジル!」というかけ声のもと、フットボールに魂を傾け、どこからともなく聴こえてくる音楽に乗せてサンバを踊る。そんな中で暮らしていたからなのか、ブラジルの人たちにとって、「笑顔」は無限の可能性と、人々を前向きにする魔法のようなものであると感じています。

ところでみなさんは、能開の教室に日々「笑顔」で来校していますか?
先生が教えている能開の教室では、生徒たちはとにかく笑顔で教室にやってきます。学年による格差もほとんど見受けられません。例えば、小3の生徒が中3の生徒と笑顔で挨拶をしている光景や、休み時間にトイレを譲り合う姿をよく目にします。
当然ですが、そんな中でもお互いに競い合って頑張ることや、そこから得られる結果にこだわりを持つことを、とても大切にしています。

「どんな状況でも困難なときこそ笑顔で頑張る」、この言葉を合言葉に、能開のこどもたちは今日も「笑顔」で自分自身と戦っています。皆さんの教室に「笑顔」の魔法はありますか?